稲田登戸病院2向ヶ丘遊園の駅を出て数分の場所に目指す病院はあるのだが、まっすぐ病院には向かわず、モノレール跡の道を踏みしめる。駅の名前にもあるように以前は近くに遊園地があった。小田急線の駅からは少し離れていたため、駅から遊園地の前までを結ぶモノレールが走っていたのである。駅の南口からダイエーに向かってまっすぐ、麻生橋からは川沿いを走っていくモノレールだった。 いまはモノレールの出発駅があった場所は自転車置き場になっていて、モノレールがあった名残は丹念に探さないとわからないぐらいになっている。 ここにモノレールがあったのだな~と想像しながら廃墟探索の気分を盛り上げていった。 そのままモノレールのあとを辿っていると、遊園に到着してしまい今回の目的とは外れてしまうので、麻生橋から枡形山を目指すルートに復帰した。 (ついでに遊園に行ってもよかったけれど、この日はとても疲れていて、二カ所アタックするだけの余裕がなかった・・・) 遠回りしながら枡形山に到着すると、緑の豊富な道が待っていた。 ここまで歩いた駅周辺や府中街道から一歩入っただけなのに、静かでちょっと薄暗い、廃墟探索にはぴったりな道が待っているのだ。 横穴古墳を見ながら木で組まれた階段をのぼっていくと数分で小高い丘の上に到着する。 ここに見晴らし台があるので、休憩しながら眺めを楽しむ。 遠く新宿を臨みながらも眼下の森の間には廃墟があるわけで、表面はクールを装いつつも、内心は最高潮に盛りあがってるわけです。 この見晴らし台のすぐ横に、病院へ至る裏道があるので、呼吸を整えていざ病院へと向かった我々の目に飛び込んできた衝撃の物体!! あら?なんか侵入を拒否されてる感じ? 何やら文書が吊り下げられている・・・。 ガビーン。7月10日からって・・・。もうちょっと早ければ!! しかし、この先がどうなってるかわからないのでハードルを越えて確認をしてみた。 あちゃ~。これが侵入防護柵ですか。そうですか。 こちらのハードルを越えるかどうするか、しばし黙考。 警告のわりには、どうもカメラが設置されているような気配は感じられないのだけれど、どうしたものか。 <続く> 探索:2006年8月 ジャンル別一覧
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