『ふるびたくま』ふるびたくま 作/クレイ・カーミッシェル 訳/江國 香織 作者について クレイ・カーミッシェルはノースカロライナ大学で学び、 詩の最高の賞を受賞しています。 最初の絵本『海辺のくま』はナショナルペアレンティング賞の 金賞を受賞し、オランダ語と日本語に翻訳されました。 『ふるびたくま』は本当にあったお話です。 カーミッシェルの大切なくまがあちこち古びてうすくなり始めたとき、 カーミッシェルはそのくまに、この本に出てくるような゛くまスーツ゛ をつくったのでした。 **プー子の感想*** ぼくなんていらないんだ、と思っていたくまちゃんが 自分から外に出て捨てられるのを待ちました。 ていうところと くまスーツを貰った後、くまちゃんをいじめていた他のぬいぐるみに 「きっとそのうち」 「きみたちもうんと愛されて、赤いスーツをつくってもらえるかもね」 と言ったのが印象的です。 絵も素敵なので是非大人の方にも見て欲しい作品です。 |