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カテゴリ:ドラマ・大河ドラマ
今回はこの雑感を書くのが憚られるくらい、それこそ2007年7~9月クール以上に残念な3ヶ月でした。
今期の独断と偏見に満ちた最終評価 好きな作品順に挙げています。 【優】 ラブシャッフル 8人のキャラクターがそれぞれ立っていて、しかも誰一人としておざなりにされていないのが好感度大。 往年のとれんでぃーどらまを彷彿とさせるおバカなノリが懐かしく(そこが評価の分かれ目ではあるが)、BGMや主題歌の入り方も良く、私的には一番楽しめたドラマでした。 【良】 赤い糸 えぐいネタてんこ盛りのケータイ小説とは思えないほど(偏見)ピュアラブストーリー。 主人公がとても性格の良い娘に描かれていたのが本当に救いでした。 主題歌やBGMもかなり良し。 歌のおにいさん ベタだけど感動的な台詞が随所にちりばめられている、温かい気持ちになれる作品。 放送時間帯が残念でしたねぇ…。 【可】 キイナ~不可能犯罪捜査官~ 不思議ネタのトリックとかは分かりやすいわ、沢村一樹や平岡祐太の扱いがトホホなんですが、菅野美穂と塚地のシーンのほんわかした遣り取りに癒された。 神の雫 原作の良さを殺してるだの、如何にも金掛かってないショボイ演出だの、相当叩かれていたようですけど、親子ネタに弱いので、ストーリーはそこそこ楽しめましたよ私は。 未成年の仲里依紗をキャスティングしちゃったのがなー…。 どうしてその辺、考慮しなかったんだろう…(原作のみやびに別段似てる訳でもないのに) 銭ゲバ 松山ケンイチの芝居と、マカロンタワー崩壊の回だけは神(爆) 序盤の少年時代のシーンが特に辛気くさくて見ていて相当しんどかったです。 あんなクソオヤジしねばいいのに。 ミムラは覚醒するまでは綺麗事ばっか抜かすお嬢で見ていてイライラしたけど、吹っ切れてからは芝居も一皮剥けた感じがしました。 【不可】 メイちゃんの執事 水嶋ヒロと佐藤健のキャスティングだけは神(笑) お話と女キャラの皆さんがとにかく残念極まりない。 トライアングル 豪華な出演者と、印象的だがやかましいBGMで全てを煙に巻いてしまった感じ。 【論外】 ヴォイス~命なき者の声~ ラブシャッフルがバカドラマでも楽しめたのも、キイナのトリックがしょぼくても許せたのも、キャラに(それなりに)魅力を感じたから。 このドラマにはそれが一切欠けていた。 特に主人公がヘンなポリシー語るシーンが、毎回ウザくて見てられなかったです。 感動の着地点に持ってゆくためのエピソードが、ことごとく穴だらけでツッコミどころのオンパレードなのもどうかと…。 本日も晴れ。異常なし この作品は一体どのような層の視聴者を狙ったものなのでしょう? 坂口憲二と松下奈緒で、絶対見る!と思う人がどれ位居るんだろうか。 内容はドクターコトーを100倍劣化させたようなものだし、悪態吐くどころか感想が1行も出てこないドラマでした。 【リタイア】 Q.E.D.証明終了 1話完結の謎解きモノが基本的に苦手な上、主役二人が棒じゃあねぇ…。 RESCUE~特別高度救助隊~ 落ちこぼれが非業の死って、まんま海猿じゃん! 1話から見る気がしなかったのは、『ありふれた奇跡』、『リセット』、『特命係長 只野仁』 いずれも諸々苦手要素満載だからです。 独断と偏見に満ちた今期ドラマアカデミー賞 作品賞:『ラブシャッフル』…今期純粋に楽しめたのはコレだけだったので。 主演男優賞:松山ケンイチ(銭ゲバ)…ダントツ! 主演女優賞:菅野美穂(キイナ) 助演男優賞:谷原章介(ラブシャッフル)…中盤の豹変ぶりにやられました!O次郎がターゲットと判ってからの表情の艶めかしさがエロすぎw てっきり野島伸司お得意の鬱展開にバリバリ突入かと思ったから、意外性もあった! 助演女優賞:吉高由里子(ラブシャッフル)、後半のミムラ(銭ゲバ) 楽曲賞:トライアングル(澤野弘之・林ゆうき)…楽曲自体は物凄く良い!但し音量自重w 澤野弘之は医龍(神サントラです!)・ナースあおい・タイヨウのうた・ハチワンダイバー・魔王、そしてコレと、良い感じの劇伴音楽を書くよね。大好きだ! 主題歌賞:『366日』HY(赤い糸)…物凄く沁みる!『FANTASY』(ラブシャッフル)…雰囲気のある曲で絶妙のタイミングで掛かる! 特別賞・その他各賞は該当無し。 4~6月クールは昨年『ラスト・フレンズ』、一昨年は『ライアーゲーム』があった、大当たり月間なので、ガチレビュー書ける作品を期待していますぞよ! 以上です。ご静聴ありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.31 21:12:20
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