ほんわか介護とほんわか心

2006/11/14(火)17:09

カウンセラーについて 6

ケアマネ物語(66)

PCの不調がなんとかやっと仕事が出来るようになる所まで回復しましたが、仕事が溜まって、今やっと少し片づいたところです。 それでは、また前回の続きを・・。 自分を話題にしながら、辛いのはお宅だけではない、物忘れが多いのもあなただけではない。とそのように言わずさりげなく判って貰うようにします。 つまるところケアマネは赤の他人です。人様の家庭の何が判るってものです。いつも相手が心を開いてくれるときは遅すぎる。しかし開いてくれるだけでうれしいことはうれしい。 そこから慌てて手配をしても間に合わないことが多いものでした。 このブログを読んでくださっている方でケアマネに心を開けない方、どの辺が相手のいけないところなのか、飛び込めないのか、考えてください。そして一度ズバリと聞いてみたらどうでしょう。それでも改善されないなら、事業所に担当者と相性が悪いようなのでと代えて貰ってもいいかもしれません。 ケアマネと言えば介護のプロのはずです。介護の方法ではなくコンダクター、マネジメントのプロです。その人を信頼しないでよい介護サービスは望めません。どうか信じて心を開いてみてください。 さてケアマネがカウンセラーをする相手には本人以外は介護をする人、主に家族の誰かです。 家族にも色々な立場があります。 子供(娘、息子) 配偶者(妻、夫) 義理の関係(嫁、婿、養子) 離れた親戚(甥、姪、と、その配偶者) 知人(隣人、内縁関係、愛人関係、養子になりたい関係、もっと複雑な関係) まず最近増えてきたのは老々介護となる配偶者が介護する立場です。 配偶者は年齢が近く、共に老いていくという不安があります。この先自分の体力がなくなれば・・。もしくは終わりが見えない・・。 これが嫁、子供の関係ですと、年齢が離れているので、大抵被介護者が先になくなります。終わりは案外早いかもしれません。 離れた親戚は困りものです。自分の生活も大切ですし、親戚を見捨てることはできないし、と悩みます。勢い緊急の連絡をいただかないと協力はしないと言うスタンスになります。 知人との関係はとても複雑なことがあり困ることが多いです。民生委員が関与した事件がありましたが、民生委員がキーパーソンということも多いのです。民生委員は仕事はしなくてはいけなし、担当者の生活の心配もしなくてはなりません。 介護をする人には様々な立場があり、悩みも様々です。セオリー通りの悩みなどないと考えた方がいいでしょう。

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