ほんわか介護とほんわか心

2007/01/24(水)09:43

昭和の介護

ほんわか介護 家庭と介護(106)

昭和といっても63年間ぐらい長い時代でした。その間に戦争があり、高度成長期があり、かげりの前兆もありました。 私はその昭和時代の戦後から以降をどっぷりとひたってきました。 今、我が家にも介護とかそのような問題が忍び寄りつつあります。私にも老いが忍び寄りつつある。よくしたことに世の中は電化され便利になりました。実際介護も物理的には昭和の時代よりずっと楽になっています。 なのに介護疲れの事件が後を絶たないのはなぜでしょう。 ましかすれば家族構成員が少なくなった。何世代も同居しなくなった。人との付き合いが希薄になった。問題を家族という狭い世界で解決しなくてはならなくなったのが大きい原因でしょうか。 私の幼い頃も家族はけんかをすれば怒号や殴り合い、どたばたする音がよその家から聞こえてきました。行き過ぎるようなら止めにもいくでしょう。翌朝そっとたしなめるということもありました。 最近はよそ様の家庭に介入するのは難しいです。 昔がなんでもいいというのではりませんが、ちょっと昭和はどうだったのか思い出してみました。 戦後しばらくかまどもありましたよね。このかまどは新式のようです。私が知っているのはもっと丸い形だった。 昭和も30年代から40年代になると台所も近代化しました。この流しのセットがきたときアメリカのホームドラマのようだと思いました。我が家ではローストチキンも作らないのにオーブンつきのガスコンロを買いました。 幼い頃は共同の井戸をつかって、たらいに洗濯板でした。台所に井戸のあるお宅が羨ましかった。 共同井戸をポンプでくみ上げ、各家庭に管で送るようにしました。やっと我が家にも洗濯機が・・ 昔なつかしいおひつ、切れたお父さんがヒックリかえす丸いちゃぶ台・・、美味しい朝ご飯がのっています。 この時代の介護は大変だったでしょう。しかし医学も進んでいない時代でした。あまり寝込まなかったかもしれません。今、医療保険がパンクしかけて、昔を思い出し、長く寝込むな・・とサービスが低下しています。そうすれば医療費も介護保険もあまり使わなくてすむ・・

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