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カテゴリ:MOVIE REVIEW
Inside Deep Throat インサイド・ディープ・スロート
伝説のポルノ映画、「ディープ・スロート」のドキュメンタリー。斬新な発想(みなまで言いません)で、ポルノ映画の枠を脱し、社会現象にまでなったカルト映画を追いながら、当時の時代背景やエピソードを関係者のインタビューや記録フィルムで綴る。エロはほとんどなし。あっても性教育の映像で「高齢者の方、太っている方にはお奨めできません」ってナレーション入り(クイズ:その体位の名は?)。エロじじい、もといラリー・フリント(ハスラー創立者)もゲスト出演。 公開された1970年代。上映中止になったり裁判沙汰になったり、映画の内容がいかに当時の社会にとって刺激的だったかが伺える。宗教まで持ち出してバッシング。オーラルは、聖書の教えではタブーですもんね。ステレオタイプ、ナンセンスな意見も飛び出す。「精液は美容にいいって聞いたの」「クリト○スがどこにあるかなんて知らなかった」 21世紀の退廃ぶりを、当時の人は想像しえただろうか?あれから30年、人間の欲望はますますエスカレートし、アダルト業界は高度成長を遂げる。今の時代はtoo muchというか見もフタもないというか、あからさま過ぎて逆に殺伐としてる気がする。昔のエロスはきっともっとのどかで平和やったんやろう。自分の年表がそのまま風俗の歩みになったりして。'70年代といえば伝説のストリッパー一条さゆりがわいせつ罪で逮捕されてる。 アイデア一本勝負だったオリジナル。「アホらし」って発想でもそれを形にできる勇気と根性(?)。生き証人の監督、男優たちのインタビューは明るい。でも何というか、堅気にはない独特のオーラがある。にび色に輝いている、みのもんたみたいな。肝心の女優は社会に翻弄され、普通の主婦に落ち着くも不慮の事故で帰らぬ人となる。話をしていても、自分の意見を持たない普通の女の子っぽく、器じゃなかったんかなぁ、とも。離れ技を披露するのは彼だけにしておいたら、こんな数奇な運命をたどることもなかったのに・・不憫や(老婆心)。でも映画で着てたワンピースかわいかったなぁ。 オリジナルも是非押さえたいとこやけど、やっぱモザイクなしで鑑賞したいと思います。 ![]() Don't bite off more than you can chew. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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