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カテゴリ:MOVIE REVIEW
ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)
この映画、好きな俳優が出てるが恐いので敬遠してた。そして月日の流れとともに好きな俳優の名前すら忘れた。どういうわけかそれがレグ様(ジョン・レグイザモ)にとってかわり、TV放映と相成る。レグ様の登場をいまかいまかと待ちわびてるうち、映画も終盤にさしかかり、やっと自分の勘違いに気づく。Mekhi Phiferやったんちゃうん。Mekhi Phiferが好きやったことも忘れてた。 ゾンビ映画はひな形があるのかと思うくらい、ワンパターンである(これが70年代に作られた映画のリメイクやというのもあるけど)。忠実に定型化されてる点は、「遠山の金さん」や「男はつらいよ」に継ぐ。「金さん」の桜ふぶき、「寅さん」のフーテンに相当するもの。ゾンビ映画では「ゾンビになってしまった愛する人」。恋人や家族がゾンビとなり自分を襲う(殺さなければ自分が殺される)という究極のジレンマなくしてゾンビ映画は存在し得ないようだ。 この映画、ゾンビの攻撃性はともかく数がすごい。ぎこちない動きがなく、走ったり(早い!)飛んだりしてる。CG、特殊効果の技術が駆使されゾンビ映画としての完成度は高い。娯楽作品といってしまえばそれまでだが、ひねくれものの私は病んだ現代社会を見た。舞台はショッピングモール。物質的豊さと生命の危機が共存する。「頭を撃て!」残酷だと思った。相手はゾンビやのに。強調される銃社会。そして、ホラー映画(ホラーに限らんかもやけど)に登場する黒人男性は大抵死ぬ。この映画もご他聞にもれず、Mekhi Phiferと身重のヒスパニック妻がとってもひどい死に方をする。これって社会映画? 最後まで指揮を執るリーダーをVing Rhamesが好演してます(黒人を使ったあたりオリジナルに忠実)。Ving Rhamesは過小評価されてると思う。この映画では寡黙で求心力のあるすばらしい指導者を演じてた。こんなおっちゃん(ごめん)おったら雷でもゾンビでも何でもこいやな。 あめりか なー とっぷ めく くらっぷ まん!(アメリカはくだらんもんばっか作りよるのお)と旦那。でもそのスクラップを見てるのはあなたですけどね。 ![]() おっちゃん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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