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カテゴリ:MOVIE REVIEW
apocaypto
映画大賞といっても、今年これしか見てなかった・・。↓ 冒頭からジャングル、裸族、理解不可能な言語・・・。未知の世界に、目奪われっぱなし。ここ、どこ?あんたら、誰?ウルルン滞在記なんかで得た知識を総動員して、東南アジアの、タイ、またはインドネシア辺りの少数民族かと勝手に決めてかかる。しかし・・何、この映画?登場人物はその民族のみ。ブラピなんかが出てくるわけでもなく、見たことのない顔ばかり。手がかりなし。部族間の紛争、拉致、いきついた場所は・・。徹底して、主人公であるその民族の青年の目線で描かれてる。そこには、第三者的な、いわば先進国の人間の価値観が入り込む隙はなく、ただ彼の恐怖、怒りがストレートに伝わってくるのみ。 怖いです。同じ黒髪の、同じ肌の色をした人種だからかもしれない。惜しげもなくえぐられる臓器、血が噴出し、首が飛ぶ。座頭市風エンターテイメントを通り超えた、生々しさ。カメラワークが普通じゃない。ギロチンされる側の目線で撮る、ってどうですか、これ(視覚って、首が吹っ飛んだ直後ももあるとかないとか)?命だけは~お代官さま~!ってテレビの前で祈ってしまった。映画なのに。 誰が何のためにこんな映画を?拉致された人々が連れて行かれた場所・・そこには、労働があり、階級の差があり、宗教があった。群集はトランス状態で神をあがめ、噴出す血に狂喜する。病んだ現代社会を風刺してるのか?主人公の青年は、危機一髪で魔の手から逃れ、ひたすら走る。それを執拗に追う敵。このあたりはスリル満点、よく描かれた冒険物。 過激シーンは、殺戮シーンにあきたらず、出産シーンまで。何でもありの、この映画・・。「今から産む!」と腹をくくった瞬間の彼女が、この映画の一番の勇姿でした。 お待ちかねのクレジット。やられた。メル・ギブソンだ。ハリウッドだ。この迫力もCG駆使によるもの。マヤ文明を題材にしたアクション(東南アジアではなかった)。正視できないグロさに最後まで耐えきったのは、何を隠そう、主人公を演じる兄ちゃんがイケメンなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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