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RUN FOR YOUR LIFE !!

RUN FOR YOUR LIFE !!

第8回 うつくしまトライアスロン in あいづ

<はじめに>

今夏の最大の目標は、
オロロンライントライアスロン国際大会(兼北海道選手権大会)への参加・完走でした。
春の洞爺湖マラソンを終えてから、スイムの量、バイクの距離を伸ばしていき、
去年よりもはるかに「やれる」感を持って、日々トレーニングに励んでいました。

しかしながら、6月28日、思いもよらぬ「参加不承認」という紙切れ一枚でもって、
ボクの「オロロン伝説第2章(笑)」は終わりを告げました...。
(北海道選手権大会なのに、北海道トライアスロン連合会員が落とされるとは夢にも思わんかった)。

自暴自棄になった僕は、今後一切のトライアスロン大会への参加を見合わせることにする...

...わけも無く、

心理的にかなりのダメージを受けつつも、参加できそうな大会をネットで検索。
ついに「うつくしまトライアスロンinあいづ」という、絶妙なネーミングの大会を発見。
嫁さんの実家の新潟も近いしナイス。

さっそく参加申し込みすることに。

いつも思うのだが、なんでネットエントリーできるトラの大会って少ないんだろう。

ぼやきつつも、大会主催者宛に参加料を振り込み、
必要書類を郵送。
あとは、参加承認されるのをひたすら待ちつづける...。

8月8日、無事「参加承認書」着。
フェリーや宿を既に確保していたので、一安心。

で、

「うつくしまトライアスロンinあいづ」完走記+αです。

<8月17日 木曜日>
21:00
仕事を終え、家に戻り支度を調えスーパーへ出発(笑)。
こんな時間にスーパーで「メロン」を購入することになるとは夢にも思わなかったが、
いつもドタバタしている我家では、当然のことだと妙に納得しつつレジに並ぶ。

土産(メロン)を車に積込み、函館へ向かう。
本当は、小樽→新潟のフェリーに乗りたかったが、
夏休み期間中で満席のため断念。
行きのルートは、
札幌→(高速+一般道)→函館→(フェリー)→青森→(東北道)→新潟。
合計1,000km近く車を運転する必要があり、なんとも気が重い。

突然の大雨。
九州に近づいている台風10号の影響が北海道に及んでいるらしい。
「ドリフみたいな雨やな」
なんて言いながら函館へ向かう。

<8月18日 金曜日>
1:40頃
函館フェリーターミナルに到着。
手続きを終え、
ぼんやりしながら乗船時間を待つ。

2:30頃、乗船。
一応、ベッド付の個室。
4時間足らずの船内だが、ゆっくりと横になれるのは楽で良い。
疲れも手伝ってか、ベッドに横になった瞬間、眠りに落ちていた。

7:00頃、青森着。
フェリーを降り、市内をしばらく走ると東北道。

ひたすら南下していく。
またしても大雨。
水しぶきで前が見えないほど。
「こえーよ」
なんて言いながら、ちょっとだけ楽しんでいる自分がいた(笑)。
...小さい頃から「大雨」って非日常的で好きかもしれない。

とは言え、途中休憩のサービスエリアで、
さっき走った区域が「冠水のため閉鎖」と聞くと、
これから何があるか分からない不安に陥り、とにかく先を急ぐ。

9時過ぎ、岩手に入る。
時々、雨が降って来るが、
今までのように土砂降りになることは無かった。
空模様に安心すると、
猛烈な空腹感に襲われサービスエリアへ。

朝ごはんのつもりだったが、
せっかくなので(どういう理屈だ?)、
盛岡名物「冷麺」を食す。
朝9:30から「冷麺」って無謀?と思ったが、
意外なくらい食べられてビックリ。
とても美味しく一瞬のうちにたいらげる。

その後、途中のサービスエリアで休憩を挟みながら、
ひたすら南下。

嫁さんと運転を交代。
ガソリンが微妙な感じだったが、
次のサービスエリア(70km先)まで保つだろうと思い出発。

...意外なぐらい早めにカラータイマー(燃料切れ警告ランプ)が点きやがった。

ドキドキしながら30kmほど走り、次のサービスエリアへ辿り着き愕然。
ガソリンスタンドへは数十台の車が列をなしている。
「ヤベっ」
ここでガソリンスタンド渋滞にハマってしまった。
カラータイマーは一向に消えそうに無い(当たり前)。
仕方なく、エアコンを止め、窓を全開にし、エンジンを止める。
前の車が進むたびにエンジンを掛け、
なんとかガソリンスタンドへ辿り着くことに成功。
今までの燃料補給量最高記録を達成(したような気がする)。
高速道路では早めの燃料補給が肝心だと感じつつ、またやってしまうんだろうなあ。

仙台を越え、福島へ。
東北道から磐越道に入り、新潟を目指す。
猪苗代湖の近くを走りながら、
明後日このクソ暑い中トライアスロンだという事実に凹みそうになる。

新潟へ入り、三川ICで磐越道を降り、
あとは山中の国道を走り妻の実家へ向かう。

ラジオでは高校野球。
アホほど暑い甲子園で昼間に野球をするなんて、
「脳みそ融けてンちゃうん?」
なんて言いつつ、
バカほど暑い時期にウェットスーツ着て1.5km泳いで、
自転車40km漕いで、
挙げ句の果てに10km走るのも、絶対オカしいよな、
と笑いながら、
なんとなく高校球児の気持ちが理解できたような気がしたりして。

なんとか目的地(妻の実家)に到着。
札幌を出発してから18時間あまり。
ある意味、トライアスロンよりハードだったかもしれない(笑)。

<8月19日 土曜日>
朝6:30
嫁さんに走りに行こうと起こされる。
正直、身体はだるかったのだが、汗をかいたほうが楽になるかもしれないと思い、
近所の森の中を軽く走ることにする。

暑。
少しジョグしただけで汗が噴出す。
スピードを上げて走りたかったが、気温がそれを許さない。
それでも森の中は日陰が多く、おかげでなんとか1時間程度ジョグをすることができた。
さすがに体全体を包んでいただるさは取れたが、
明日の大会に向け不安要素が多くなるジョグだった。

家に戻り、シャワーを浴び、朝食を頂いたあと、福島に向かう。
昨日来た道を戻りながら、
一面に広がる田んぼやトンボが飛び交うのを見ていると、
本州の風景だな~ってしみじみ感じる。

まずは会津若松に入り、喜多方を目指す。
目的は喜多方ラーメン。
10年ぐらい前に食べたラーメンの味が忘れられなくて、
どうしても行きたかった。

駐車場に車を入れ、歩きながら当時の店を探す。
暑さで汗が噴出してくる。
すっかり身体は北海道仕様となってしまったようだ。
ホント、本州には住めそうに無い。

結局、以前食べた店は分からず仕舞いだったが、
仕方なく入った店で食べたラーメンは、
あっさりとしていてとても美味しかった。

次は明日の大会のスタート会場である猪苗代湖:天神浜キャンプ場へ向かう。
バイクを大会前日に預け、ある程度の準備を済ませたかった。

スタート会場の駐車場に車を停めていると、
同じ参加者が声を掛けてくれる。
「札幌からですか!明日はがんばりましょう!」
「暑くて、もうバテてます」
「オロロンに出る友人がいますよ」
「羨ましい、ボクは不承認でしたよ」
なんてたわいも無いハナシをしながら、バイクをセットする。

選手受付で支給品を受け取る。
ゼッケンナンバーを見ると、なんと「17」。
...若すぎるナンバーに憂鬱感が漂う。

バイクの預託前に最終チェックがてら少し走ってみる。
風が起きる。脚も軽い。
案外快適な状況にこれならOK!と思い、
バイクチェックを受けに戻る。

「こんにちは、あ、札幌からの方ですね」
「よろしく~」
「はい、じゃあ、あ...これ、テープ外れてますよ」
見ると、ハンドルのバーテープが緩んでいる。
「おっと。すぐ直してきます」
こんなときのために、補修用シールテープを車に積んでおいて良かった。

ちょいちょいと補修し、再度バイクチェック。
今度は問題なくチェック終了。
バイクハンガーに自分のバイクをセットし、
雨露除けのビニールを被せて終了。

すぐ近くに、日本を代表するトライアスリートがいっぱい。
ナンバーが若いとこういう特典もあるのだが、
いかんせん「格」が違う。
...めっちゃ高そうなバイクに混じり、
我がゲッコー号が所在無さげだ。
それにしてもオリンピック代表と一緒のレースに出られると思うと、
明日の大会が楽しみになってきた。

その間、ヒマを持て余した嫁さんは、
トライアスロン初心者講習会というものに参加。

話が面白かったそうだ。
曰く、
日本でのトライアスロン黎明期、
ハワイのアイアンマンレースに参加したある日本人のバイクはママチャリだった。
しかもその人はバックでしか泳げなかったので、
バイクに付いていたバックミラーをお腹につけて泳いだ...。
ホンマか?と思うが、これが本当らしい。

嫁さんも、これぐらいユルかったらトラに出ても良いな、
と言っていたが、
実際、平泳ぎ+マウンテンバイクで出てた人もいたので、
かなりのユルさだと思う、この大会。

なんとかこの日のスケジュールを消化し、
予約していたペンションへ向かう。

ガストホフ モンターニャ。
(てじなーにゃ♪ではなく...)

ここ、ご飯サイコー♪
も、めっちゃ美味。
ほんと、また泊まりたい...、
というか、ご飯食べに行きたい。

翌日の準備をちょっとして就寝。
不思議とすぐに眠れたのは、
夕食で飲んだワインのせいか?

<8月20日 日曜日>
レース本番日
午前5時30分起床。
この宿のさらに素晴らしいところは、
源泉かけ流しの露天風呂があったりするコト。
まずは温泉でウォーミングアップと思い、
風呂に浸かるものの、
アブの襲撃に会い、這々の態で逃げ出すこととなった。

現地会場へ一人で向かう。
嫁さんは、両親とともに宿の朝食をゆっくりとってから現地入りするとのこと。
宿の朝食をとると、肝心の最終点呼に間に合わないため、
やむを得ず、一人コンビニのサンドイッチを齧りながら、
会場へ急ぐ。

午前7時ごろ会場へ到着。
ラン用品を預託。
緊張が高まってくる。
と同時に便意も高まってくる(笑)。
やっぱ、緊張に弱いタチです。
うろうろとウォーミングアップ代わりにうろつきながら、
トイレへ行き、便意がおさまるのに時間を潰す。

8時前、自分のバイクの場所に行き最終チェック。
タイヤのエアは前日に入れておいたが、再度入れ直す。
おかげでタイヤはパンパン。
言い訳の一つが消えた(笑)。

緊張しつつ、ウェットスーツを着る。
ふいに「ひでさーん」と呼ぶ声がする。
「似た名前の人がいるものだ」と思いつつ、
声のする方を振り向くと、
なんと目の前にホノマラ仲間の「トリさん」が立っていた。

「うわあ、なんで?びっくりした」
「来れるか分からなかったので、内緒で応援しに来たよ。
会えるかどうかも分からなかったし」
「いやー、めっちゃ嬉しい、ひさしぶりやー」

トリさんと一緒に



なんて言いつつ、ホノマラ仲間の最近の活躍や、
お互いの近況を話しているうちに、
集合時間が来たので湖岸へ移動。

すっかり緊張は解け、うきうきしながら入水チェック。
ついでに湖に入り、ウォーミングアップスイム。
しばらくザブザブと行くが、どこまでいっても湖の水深は腰から下。
あちこちで「泳げねーよ、これ」の声が上がっている。
泳ぎ方にもよるが、クロールで腕を深くかくと、底に手がついてしまう。
「...(汗)」
一旦、岸に上がりどうしようかと思案していたが、
まあ、みんな同じ条件だし♪気にしないでおこう、という結論に達する。

またトリさんと会い、おしゃべり。
こんな時にリラックスできるのは、ほんとに有難い。
そうこうしてるうちに開会式。
大会主催者や役員の挨拶や、選手宣誓があり、
あとはレースだー、なんて緊張を高めていると、
大会主催者の注意があり、
「浅いのは分かりますが、コース上のはじめのブイから泳いで下さい」
というものがあって笑った。

「それでは当大会名物となりました、エアロビクスを全員でやりまーっす♪」

...朝とは言え、すでに気温は30℃に近い。
気温から考えれば、ウェットスーツを着て歩いて、湖に入るという行為で、
体温は上がりウォームアップは充分。
これ以上動いても体力を消耗するだけだと思うが、どうだろう?

なんて思いながらも、ほぼ全員が参加しているので、自分も参加。
ウェットスーツ姿の300人がエアロをする光景もなかなか見れないと思う。
まるで、「元気すぎるアシカの群れ」さながら(笑)。
けっこう疲れるし。

エアロ終了後、再びトリさんとホノルルの話をしながら、
スタート時間を待っていると、
妻が両親と駆け付けて来た。
妻もトリさんの姿を見て、びっくりしていた。

まあ、とにかくあとはスタートを待つだけ。
皆に見送られながら、湖の水際へ歩を進める。

スタート1分前。
ざわざわしていた参加者が急に静かになっていく。

カウントダウン10、9、8、... 

スタート!

一斉に湖に駆け込む。
自分も走り(笑)「はじめのブイ」に10秒ほどで到着。
泳ごうとするが、余りの浅さに泳げるものではない。
周囲を見ると、みんな歩いている。
湖岸に陣取るレース管理者からは、
「およいでくださーい」の声が上がっている(笑)。

コースは3角形になった750mのコースを2周。
沖の方は、ぼちぼち深くなるので普通に泳げるが、
岸近く100mほどは歩いた方が速いようだ(笑)。
...まじめに泳いでたら、歩いている人に追い抜かれた(爆)。

なんてことがありながら、ふらふらとあっち行ったり、こっちに来たりと、
相も変わらぬ方向音痴。
オープンウォータースイムでの自分の弱点を認識しながら、
スイムアップ。
タイムは31:09(212位)。
目標は30分だったのでちょっと遅すぎ。

トランジションエリアに入ると、
残っているバイクはチラホラ。
ちょっと凹むが、そんな場合ではない。
ウェットを脱ぎ、ヘルメットを被り、バイクシューズを履く。
トリさん、妻、両親の声援を受け、出発。

バイクコースは高速コースだと主催者のレジュメに記載されてあったので、
楽しみにしていた。
前半はほぼ平たんで、民家の軒先をかすめるような細い路地を進む。
家の前で応援してくれる人も多く、とても楽しく走れる。

しばらく行くと猪苗代湖の高原側の道に入る。
ここから会津若松まで約300mの下りになっているそうだ。
多少のアップはあるものの、ほぼダウンヒルでスピードが上がって行く。
余りの気持ち良さに、後先考えずペダルを廻しまくるアホが一人(自分)。
最高時速は60km/hを超え、鼻歌まじりでサイクリング。

バイクパート

なんて、ずっと気持ちの良い場所が続くわけではなく、
バイクコースの後半に、主催者はやっぱり激坂なんかを用意してくれていて、
会津若松に入ってから、向かい風の影響もあり、かなり疲弊した。

バイク→ランのトランジションエリアである会津大学へ到着。
タイムは1:16:35(159位)。
目標は1時間20分だったので、結果は満足だが、
さらなる登り坂のトレーニングが必要。

ランパートに入ってすぐ、トリさんと妻が応援してくれる。
スタートの猪苗代湖畔から会津大学まで30kmほど移動しての応援に、
胸が熱くなる。

へろへろラン

バイクの最後の坂で、かなり脚を使ってしまい、
なかなかリズムに乗れない。
それでもなんとかジョグ並みのペースで走る。

コース途中にある、大会の放送ブースの前を通ると、
「ゼッケン17番、ひで(仮名)選手、札幌からの参加です!頑張って下さい!」
と放送して応援してくれる。
これは応えなければと思い、放送ブースの皆に両手を振ると、
「両手を振って挨拶してくれました♪まだまだ余裕のようです!」
なんて、

おいおい、これっぽっちも余裕はネェ。

少しづつリズムをつかみながら、走り続ける。

暑い!
ほんとに暑い!

この大会は2kmごとにエイドがあり、
水、ドリンク、スポンジの補給を受けられる。
氷水に浸されたスポンジで頭や身体を冷やし、水やドリンクをノドに流し込む。
汗や水やドリンクで、体はずぶぬれ。
それでも、走るのは楽しい。

めちゃくちゃ暑い中、
サービスしてくれているエイドのボランティアに感謝しながら走る。
皆の気持ちが一緒になって大会を作っている。
どんな大会に出てもいつも思うのだが、
ボランティアの皆さん、応援の皆さん、感謝(今回は特に)♪。

5kmの周回コースを2周し、やっとゴール。
その間にトリさんや妻に何回応援してもらったか分からない。
ほんとにゴールできて良かったと思えるゴールだった。

ゴール

ランのタイムは53:57。
目標は50分だったので、少々凹みつつも、
でも、充実感で一杯。

ゴールエリアを抜け、妻、両親、トリさんに迎えらる。
無事に帰って来れて良かった。

ゴールのエイドでは、
スイカ、バナナ、ドリンクをサービスしてくれている。
一人でもらうのは気が引けるなんて思いながら
聞くと「応援の方もどうぞ」との嬉しいお答え。
ボクもトリさんも妻も両親もエイドのサービスを堪能。
サービスで最も嬉しかったのが「ガリガリくん食べ放題」
暑い中のソーダアイスはサイコー♪
2本ももらってしまった。
(あとでお腹が冷えて反省)

で、結果は、
合計タイム2:41:41。153位。
全体のほぼ真ん中。
バイク→ランの強化と、スイムの弱点克服が今後の課題。
なんてプチ反省会。

トリさんはお仕事の関係で、ゴール会場でお別れ。
ホントにもっとお話したかったし、心残りなんだけど、
また別の大会で会うことを約束して握手。
トリさん、サンキュ♪

その後、さよならパーティーに半強制的に参加。
と言うのも、選手登録した時に、
「遠来賞」受賞決定(笑)。
パーティーに出て下さい、と伝えられていた。

パーティーは会津大学の学食(と言っても非常に奇麗なホール)。
トライアスロン参加者の底知れぬ食欲を賄いきるだけの、
十分な食事とアルコールが準備されていた。美味しかった。

トラ酒♪

つつがなくパーティーは進行していき、ついに「遠来賞」の受賞。
壇上に上がることなんて無いので、とても恥ずかしかった(汗)。

もろたーっ!

その後、成績優秀者の表彰があり、
壇上に並ぶ日本を代表するトライアスリートを見上げながら、
いつか自分も...なんてことは微塵も思わなかった(笑)。

嫁さんと一緒

パーティーも終了し、今年の夏も無事終了!
レースの途中を思い出しながら、残暑厳しい会津の町を行く。
やっぱり汗が吹き出してくるが、
アスリートの熱気から解放された街の空気は、どこか寂しげだった。

途中、温泉に寄りながら新潟へ戻る。

<8月21日 月曜日>
帰りのフェリーは新潟港から出発。
なんとなくバタバタしたなと思いつつ、港へ車を走らせる。
朝10時30分発のため、朝も早くから始動している。
9時30分頃、新潟港に到着。
見送りに来てくれた両親に別れを告げ、
船内へ車で乗り込む。

20時間の船旅。
暑かった空気が少しづつ、
でも、確実に秋の匂いを感じさせていくようだった。

帰りの船中

...船内で買った「エチゴビール」美味しゅうございました♪

<おわりに>
わざわざ現地まで応援に来てくれたトリさん、ありがとう。
新潟の両親、お疲れ様でした。引っ張りまわしちゃってゴメンなさい。

んで、なおちゃん。
ひさしぶりに4日間もずっと一緒にいれて楽しかった。
いつも色んなサポートしてくれて、ホント感謝してます。
大好きです。また一緒に遊びに行こう♪


与えられた時間は平等です。
それを生かすも殺すも自分次第。
なんだかんだとイロイロあった夏でした。
でも、それなりに充実していたし、
51.5kmのレースの面白さも味わえて、
自分にとっては成長の夏だったんじゃないかと思います。
この夏を少しでも一緒に過ごした全ての人たちに、ありがとう。
おかげで良い夏でした。


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