サーモスタット交換工程サーモスタット交換工程ヒーターが効かない時や水温計が上がらない時はサーモスタットが壊れている可能性大です。 もしくはずーっと交換してなかったらLLC交換時に一緒に交換するとLLC代が節約できます。 今回私は後者で買ってから初めてですので7年7万Km超での交換です。 バラす場所は矢印の箇所です。このサーモスタット交換で使う工具は+ドライバー、ラチェットレンチとあとお好みで 錆落としに真鍮ブラシ、紙パッキン剥がしに-ドライバー位なもんでサクサクッと出来ます。 他に必要なのは冷却水経路をバラすのでLLCはついでに全交換ですね。 まずラジエーターのドレンからLLCを抜き次にホースを外し画像の順に各パーツを外します。 紙パッキンはカスが入り込まないよう注意して外し、こびりついたカスは-ドライバーで丁寧に取り滑らか~にフラットにします。 錆は手持ちの真鍮ブラシと耐水ペーパーで「まあ、こんなもんだろ」ってとこまで落としました。 自分はラジエーター内だけでなくE/g内に残っている冷却水も交換したいので前日に2~3回水だけで ラジエーター内の冷却水を交換して走行し循環させておきました。(冷却水交換工程参照) 画像のように新品のサーモスタットとパッキンを取り付けてから元通りに組上げます。 後は通常の冷却水交換と同じようにLLCを入れて終わりです。走行後にバラした箇所から漏れていないか? リザーブタンクの減りなど確認したら安心です。(冷却水交換工程参照) ※費用はサーモスタットとパッキンで¥1500位、LLC原液2L¥780です。 整備工場でやってもらったら5千円~8千円(工賃)と思います。 新旧比較です。 取り外したサーモスタットを鍋に入れてお湯を沸かすと5mm位開きました。 新品は88℃で開き始め95℃で全開の10mm開くそうです。 |