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テーマ:お金と社会を考える生活(363)
カテゴリ:生活クラブ
廃プラスティックを燃やすことになってしまったら・・??!!
ゴミの最終処分場が満杯だから、という理由で廃プラスティックを燃やしてしまおうという動きがある。けれど、その内容をよ~~く見ると、たとえ家庭から出るプラスティック類で現在「不燃ごみ」に出しているものの半分を焼却したとしても、最終処分場の延命には5%程度しか貢献しない。それなのに新聞報道などでは、50%も削減できると勘違いした書き方がされているそうだ。 最終処分場で問題なのは、その中に産業廃棄物が多いことだ。家庭から出るゴミはもともと少ない、けど一生懸命減らす努力をしている。「産廃」というと何だかイメージ悪いし、悪徳業者が牛耳っている感じがする。 いつの間にか、何でも燃やしていいことにしてしまって、ほんとうにいいのだろうか?ダイオキシン問題であんなに騒いだのは何時のことだったろう。ダイオキシンというものは、一度生成されてしまったら二度と分解しないもの、ず~~とこの世の中に存在し続ける有毒物質。ベトナムのダイオキシンが減ったのは、川から海へと流れていっただけのこと。地球のどこかに必ず溜まっているわけだ。 そんなモノを作り出してしまうのは、人間。モノを燃やせば必ずダイオキシンが発生する。ましてや、石油で出来たものを塩素と一緒に燃やしたら、多量に発生する。ベンゼン核とかいう分解できない物資、ダイオキシン・環境ホルモン物質が出来てしまう。 安易に法律を変えてしまったら、取り返しの付かない事になる。そして、法律が変わるかも知れないことを知っている市民は少ない。 ぜひ、容リ法改正全国ネットを見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.10 22:58:42
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