カテゴリ:文学
![]() 朝日新聞の書評を読んでいて、ちょっと読みたくなって本屋さんに行って来ました。 「100回泣くこと」中村航。 ベタなタイトルも著者も初耳でしたが、そんな気分になることもあります。 オビには、うっかり新幹線の中で読んでて号泣したというゴスペラーズのコメントが載っていて久々にそんなのを読んでみたかったりもします。 12番目の天使を買ったときの気分でした。 たんたんと進むストーリーは途中から恋愛小説に変わり、更に生死を見つめさせられます。 主人公の体験は僕の体験にも重なり、感情移入していきます。 クライマックスを電車の中でむかえてしまい、こらえるのに苦労しました。 今回は涙を我慢するためにしょうがなく途中で本を閉じて家に持ち帰りました。 短くて駆け引きもなくストレート勝負な本でした。 たまにはいいですね、こういう本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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