カテゴリ:文学
「アナン」を最初に読んだのはもう8年も前になります。 飯田譲治と梓河人の小説で、「アナザヘブン」という怖い映画の作者として知っていました。 クリスマスにごみ箱で拾われた赤ん坊のアナンがホームレスに育てられ、特別な才能で人々を幸せにしていく、大人のファンタジーでした。 とても素晴らしい小説で、読んだ後にいろんな人に勧めたものです。 この頃なぜか梓河人だけで「ぼくのアナン」の単行本が出ていたので買ってみました。 ホームレスの主人公の「ナガレ」の飼い猫の1人称で語られる「アナン」です。 久しぶりにどっぷり「アナン」に浸れました。 ほのぼのとして、最後にちょっとだけ泣ける本当に素敵なファンタジーです。 超お勧めな単行本です。 講談社。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.04 00:41:50
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