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2009.06.03
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カテゴリ:文学

「アナン」を最初に読んだのはもう8年も前になります。

飯田譲治と梓河人の小説で、「アナザヘブン」という怖い映画の作者として知っていました。

クリスマスにごみ箱で拾われた赤ん坊のアナンがホームレスに育てられ、特別な才能で人々を幸せにしていく、大人のファンタジーでした。

とても素晴らしい小説で、読んだ後にいろんな人に勧めたものです。

この頃なぜか梓河人だけで「ぼくのアナン」の単行本が出ていたので買ってみました。

ホームレスの主人公の「ナガレ」の飼い猫の1人称で語られる「アナン」です。

久しぶりにどっぷり「アナン」に浸れました。

ほのぼのとして、最後にちょっとだけ泣ける本当に素敵なファンタジーです。

超お勧めな単行本です。

講談社。






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最終更新日  2009.06.04 00:41:50
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