カテゴリ:文学
この頃ご無沙汰だった伊坂幸太郎の文庫を買ってきました。 「死神の精度」で2003年からかかれていた「チルドレン」に次ぐ短編集のようです。 死神が主人公で対象者の調査をし、可否をくだす話の連作です。 6話なので6人の生死を、一人1週間の接触で判断していくドラマなのです。 相変わらず巧妙な人物設定で、死神は音楽が好きで、暇な時はCDショップに入り浸って視聴しています。 死神は調査部に属し、理由は教えられずに情報部からターゲットの情報をもらい、監査部に報告したり、研修まであるらしい。 よくよく練られた状況や筋書き、しゃれの効いた台詞もいつもの伊坂でした。 大好きな「重力ピエロ」も映画になって封切られているようです。 まだまだ引出のある奥の深い作家ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.06 14:28:55
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