カテゴリ:文学
映画も始まった話題作です。 自給11万2千円ほしい人を閉鎖された空間に集めて、1週間生き続けられるかどうか? 確かに読みたくなる設定で内容も悪くありません。 でも近頃この手の作品をを読んでも心に響きません。 ちょっと薄っぺらにいつも感じます。 すこしまえの作家は、推理部門でも小説として厚みもあり人間ドラマとして成り立っていたのです。 横溝正史も江戸川乱歩も坂口安吾も森村誠一も。 でもこの頃は設定重視で人間ドラマがあまりないのです。 殺しあいもアリバイや関係は書かれても人間性や奥行きはふかくありません。 娯楽や時間つぶし以上の作品を望むのは僕だけでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.23 21:38:21
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