ジェネシスとジャーニー
そんなに好きなわけではないけれど、ジャーニーのベストを買ってきました。高校時代に「インフィニティ」というアルバムを1回だけ買ったことがあるけれど、かなり中途半端なプログレで響いてこなかったのですが、スティーヴ・ペリーがどんどんPOPにしていって、その後大ヒット連発のバンドに成長しました。そんなことを思い出してついコレクションに入れたのですが、やっぱりいまいち。知ってるメロディ連発で、これっていい曲だなと思いつつもそれほどでした。アメリカとイギリスとの違いはあるけれど、似たような歴史を歩んだバンドにジェネシスがありますね。ピーター・ガブリエルが中心のときは、やっぱり中途半端なプログレッシブロック。それが「フィル・コリンズ」が加入してボーカルを採り始めどんどんPOPになって、ビッグヒット連発になりました。二つのバンドともに70年代後半にプログレから離れて成功。まあ、この頃イエスも短めな曲を増やし始めて、後のロンリーハートにつながるし、だんだんとプログレッシブロックが終焉を迎えていたのですね。なんてことを考えさせられてしまうジャーニーでした。