[建設機械施工管理検定]の記事一覧 | 楽天アスリート

1級建設機械第2次検定（実技）受験レポートと対策ポイント

1級建設機械の第2次検定（実技）を受験してきました。体験談と役立つポイントをまとめます。これから受験する方の参考になれば幸いです。試験の概要試験は数日に分けて実施され、受験日は人によって異なります。受験者の多くは「2種」で、次いで他種別「1種」「4種」になるでしょうか。試験の流れは次の通り：試験管からの説明デモンストレーションを見る1名ずつ乗車して実技試験事前講習と内容はほぼ同じですが、当日の流れを把握しておくと安心です。実技試験のポイント多くの受験者は、説明やデモだけで操作をこなしていた印象。同じ会社内、知り合いに取得者がいれば、事前に対策情報を共有しておきたい。事前講習やイメージトレーニングは非常に重要です。実際の操作を頭の中でシミュレーションしておくと安心です。試験中は周囲確認や安全確認を意識すると減点を防ぎやすいです。私の体験無事に実技試験は終了。試験前の講習が非常に役立ち、安心して臨めました。試験を通じて学んだことが多かったです。まとめ・アドバイス試験は流れを理解して、イメージトレーニングを重ねることが合格のポイント。熟練者の操作を見ることで、効率的な操作方法を学べます。事前講習は積極的に参加すべき。知識だけでなく、自信にもつながります。私は無事に実技試験を終えることができ、事前講習に感謝しています。第2次検定の筆記試験の出来が不安ですが、良い結果を期待したいと思います。令和7年度版　建設機械施工管理技術検定試験問題集 [ 一般財団法人　建設物価調査会 ]

1級建設機械第2次検定（実技）事前講習会

先日、1級建設機械第2次検定（実技）の事前講習会に参加しました。午前・午後に分かれていて、それぞれ1種類ずつ、計2種類を受講。参加者は午前7名ほど、午後6名ほどでした。講習の流れは、講師による説明 → デモンストレーション → 1人ずつ乗車して操作という順番。本番とほぼ同じ形式です。________________________________________講習の雰囲気試験自体は複雑ではなく、通常なら5分程度で終わる内容ですが、初めてだと緊張して焦ってしまうかもしれません。中には「前回不合格で、今回は絶対合格したい」という方もいて、全体的に真剣な雰囲気でした。________________________________________実技のポイントと注意点当日も説明とデモを見てから乗車します。順番が早いと手順を頭で整理しにくいため、できれば後半の方が有利。今回の講習では、午前・午後ともに3回ずつ乗車できましたが、回数は参加人数や参加者の経験によって変わります。講師から教えていただいた基本のコツは以下の通り：バケットは垂直に立てる爪を刺したらアームをゆっくり引くその後、バケットをかきこむ等。________________________________________乗車前に必ず行うべきこと実技試験では、操作そのもの以外に安全意識も評価されます。以下を忘れずに実施しましょう。乗車前の機械点検•オイル漏れ・燃料漏れがないか確認•タイヤ・キャタピラの状態をチェック機械動作前の安全確認• レバーが中立にあるかを確認する• 動作前に周囲を確認してから操作する________________________________________パワーショベルの操作方式(※今後もこの操作方式かは不明）試験で使用するレバー操作は以下のようになっていました：左レバー（アーム・旋回）前：アームダンプ後：アーム掘削左：旋回左右：旋回右右レバー（ブーム・バケット）前：ブーム下げ後：ブーム上げ左：バケット掘削右：バケットダンプこの操作方式に慣れておくと、試験中のミスを減らせます。パワーショベルの操作方式は以下の図のとおり。走行姿勢(下図左参照)ブーム、アーム、バケットをたたみ、バケット高さは40cm程度の位置。他講習等での走行姿勢も可(要確認)________________________________________服装について試験は「安全作業」が前提なので服装にも注意が必要です。シャツは必ずズボンの中に入れる（引っ掛かり防止のため）ヘルメット・安全靴を着用見た目の整頓も「安全意識」として評価されることがあります。________________________________________経験が役立ったこと私はこれまでに車両系建設機械運転技能講習ローラー運転の特別教育を受けていましたが、今回の試験内容はほぼ同じ流れだったので、理解しやすく実技にもスムーズに入れました。関連資格や講習を受けている方は大きなアドバンテージになると思います。________________________________________まとめ：これから受験する方へ・試験内容は難しくありませんが、初見での本番は不安要素が大きい・事前講習で流れを体験し、操作の感覚を掴んでおくと安心・順番はできれば後半が有利(選択できませんが・・)・バケット操作等の基本手順を忘れないこと・乗車前の点検・動作前の安全確認を必ず実施事前講習の受講をして良かったです。建設機械施工管理技術検定試験問題集 1級・2級に対応[本/雑誌] 令和7年度版 (2025) / 建設物価調査会

令和7年度1級建設機械施工管理検定第二次検定(試案)

1級建設機械施工管理検定第二次検定を受験しました。受験された皆様お疲れさまでした。皆様にとって良い結果となりますよう祈念しております。試験団体から試験問題の正答は公表しておりませんが、建設機械技術(仕事能力)向上、今後の対策、知識のため問題試案をしました。最近は資格対策学校等の解答試案も発信されていない模様。※個人試案です。精度はご了承ください。問題文は省略します。問題１(1)A　材料分離B　50C　ブリーディング水D　遅いE　タンピング?かと思います。再振動も可?問題１(2)A　運転経費B　償却費C　維持修理費D　併用E　運転労務費問題２(1)施工順序、バーチャート作成問題重複作業は行わないものとすると問題文に記述あるため、このような順序、横線になると試案。１　f　鋼矢板の打ち込み工　ー20日２　b 掘削工①　　　　　　　ー40日３　a 腹起し・切梁設置校①　ー10日４　d 掘削工②　　　　ー40日５　c 腹起し・切梁設置校②　－10日６　e 床付け面の整正工　－10日問題２(2)　自然環境や周辺環境に対する影響「影響項目」　　　　　：具体的な影響　　　　　：対策「騒音の発生」　　　　：人体に及ぼす聴力障害、近隣からの工事クレーム等：防音具装着、防音壁を設け、機械の点検を実施する等「排気ガスの発生」　　：一酸化炭素中毒、健康被害の影響等　：排気ガス対策マスク着用、送風機設置「多量の土砂の発生」：土砂災害：残土の有効活用、再利用「土砂搬出車両による一般交通への障害」：交通現場周辺の危険、渋滞　：必要な標識を設置、誘導員設置「建設機械の転倒災害」：労働災害、建設機械損傷　：地盤等の危険個所安全管理点検の実施：作業場所の地形、地質、埋設物等の状態を調査。：結果によって機械の種類、能力、運行経路、作業の方法等の作業計画を定め行う。問題３(1)　３つの用語から２つ選んでメリットを記述する問題①MG マシンガイダンス機能付きICT建機の位置を確認しながら施工できるため、施工の効率と精度向上オペレーターの技能を維持・向上させられる［参考］★マシンコントロール（MC）‥ 建機を半自動で操縦できる機能のこと★マシンガイダンス（MG）　‥ オペレーターをガイダンスでサポートする機能②低騒音・排出ガス対策型排出ガス，温室効果ガス，騒音・振動による環境への影響を低減。③ROＰS付きの使用機械選定建設機械の運転員を機械の転倒や落下物による重篤な事故から守る。運転員保護構造。安全性の向上。［参考］ROPS（Roll-Over Protective Structures）の略。問題３(2)一般に大型機械の方が作業効率がよく燃料消費が少ないため、できるだけ大型の機械を選定する。待ち時間を減らす等、サイクルタイムを最小とするためバランスの取れた機種を選定する。問題３(3)積み卸しは平坦で堅固な場所で行う。道板を使用する際は、十分な長さ、幅、及び強度を有するものを使用する。道板の勾配は緩勾配とする。問題４　バックホウとダンプトラック組み合わせ安全性向上のための施工計画留意事項作業開始前に現場ごとにリスクを洗い出し、そのリスクを最小限に抑えるための対策を立てる。安全教育の徹底と、作業員間での適切なコミュニケーションを図る。機械の点検を実施する。運転者の死角となる場所に誘導員を配置して誘導員の合図に従い作業する。バックホウとダンプトラックの作業範囲には作業員を立ち入らせない。-------------------------------------記述は「効率」、「安全性」、「品質」など問われていることに対して建設機械キーワードを含め、記述できれば得点になるかと思います。※試案で誤りなどあれば、ご指摘くださると幸い。問題２(1)工程計画に関する問題。私は意表を突かれました。的外れな解答をしてしまい得点は難しいと反省。第二次検定(筆記)の採点は、実技試験と合わせて行うとあります。実技試験に向けて精進します。実技試験も体験レポート作成したいと思います。建設機械施工管理技術必携検定試験テキスト 1級・2級に対応[本/雑誌] 令和6・7年度版 (2024・2025) / 建設物価調査会

1級建設機械施工管理検定第二次検定(筆記)令和6年度問題3(No2)

[No2］土砂の掘削・積込みおよび運搬作業をバックホウとダンプトラックの組合せで行うとき、組み合わせた建設機械による作業の能率を向上させるための、施工計画を策定するうえでの留意点を3つ記述しなさい。解答試案1.建設機械の選定は、設計条件、現場条件を考慮し大型化に留意する。2.設計条件や現場地要件を考慮の上、作業内容に見合った適正な機種を採用する。3.建設機械の選定は、実作業に近い条件での燃料消費率を比較して検討する。4.段取り待ち時間を短縮し、サイクルタイムを短縮するバランスの取れた組合せ機種を選定する。令和7年度版　建設機械施工管理技術検定試験問題集 [ 一般財団法人　建設物価調査会 ]

1級建設機械施工管理検定第二次検定(筆記)令和6年度問題3(3)

(3)歩道部の土砂掘削において地下埋設物の損傷事故を防止するための事前の対策として、施工計画から工事着手までの段階で検討すべき事項を2つ記述しなさい。解答試案１．試掘調査を実施する。小規模な掘削を行い地中の実際の状況を確認する。２．打ち合わせ時にない、予定外作業をしない・させない。３．地下埋設物５０ｃｍ以内の近接作業は、人力作業とする。　　掘削する・した箇所の埋設物は、きちんと露出し確認する。令和7年度版　建設機械施工管理技術検定試験問題集 [ 一般財団法人　建設物価調査会 ]

1級建設機械施工管理検定第二次検定(筆記)令和6年度問題3(２)

(2).当該工事の実施に伴い、規制する車線内に作業区間を迂回する歩行者通路を通路幅 1.0 m で設ける場合、歩行者の安全を確保するための留意点を2つ記述しなさい。解答試案歩行者通路と作業帯は、単管バリケード等で確実に作業帯に侵入できないよう分離し、安全確保に留意する。交通誘導員、歩行者通路標示板を配置し、歩行者の誘導を適切に行う。車道と歩道との段差をなくすよう留意する。通路面のぬかるみ凸凹などによる転倒のないよう留意する。令和7年度版　建設機械施工管理技術検定試験問題集 [ 一般財団法人　建設物価調査会 ]

1級建設機械施工管理検定第二次検定(筆記)令和6年度問題３(1)

【問題3】以下の[No1]および[No2]の問いについて答えなさい。 [No1]下記の工事について、次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。当該工事は市街地の歩道部に新たに配水管を設置する工事で、歩道部の土砂掘削(掘削部の舗装の撤去を含む。)および積込み運搬、配水管の設置、改良土による埋戻しと舗装の復旧(仮復旧と本復旧)の工事であり、施工条件は下記のとおりとする。工事は所定の区間を定めて夜間に行い、歩道部の土砂掘削、配水管設置(2本/日)および改良土による埋戻し後の舗装の仮復旧までの一連の作業を1日の作業とし、日中は仮復旧した歩道を歩行者の通行に開放する。また、資機材運搬用車両、破砕茜撤去後の舗装版や掘削土砂の搬出用ダンプトラックを配置するため、片側2車線の車道のうち歩道に近接する1車線を規制するものとする。 (その他の条件)掘削断面寸法：幅 0.8 m 姶深さ 1.3 m道路の仕様：片側2車線、車線幅員 3.5 m、路肩幅員 0.5 m、歩道幅員 3.0 m配水管仕様：ダクタイル鋳鉄管口径200 mm 姶長さ†m(1本当たり重量179 kg/本)配水管設置位置：歩道の中心線下(1)当該工事において掘削作業用のバックホウ(平積み 0.16 m3)として、①超小旋回形、②クレーン機能付き、③低騒音型の仕様機械を選定する場合のメリットについて、①～③の中から2つを選び記述しなさい。なお、①～③の全てに解答した場合は、①～②の解答についてのみ採点するものとします。試案解答①狭い場所でも小回りがきき、作業効率を向上できる。②重量物やサイズの大きいものなど人力では移動できないものの　移動が可能になる。作業効率が大幅に向上。③工事現場で発生する騒音を大幅に低減することができる。　機械の振動も抑えられるため、周囲い環境への影響も少なくなる。令和7年度版　建設機械施工管理技術検定試験問題集 [ 一般財団法人　建設物価調査会 ]