『Ｍ』の週末

６年娘、今日から１泊２日の修学旅行。

ＵＳＪ／京都・西陣織体験＆金閣寺／奈良･明日香村＆東大寺

朝からザーザー降りの中、張り切って出発していきました。

お昼からはＵＳＪ．．．　晴れているといいなぁ。

子供達が家を出た後、ゆっくりと新聞を見ていると、

なるほどな～の、面白いコラム発見！

『医師の目･人の目　　野の花の人々』

これは、島根県にある、終末期患者を受け入れる診療所の医師が、

日頃診療所で起きている人間模様や、医師の思いを、温かな文で綴っているもの。

毎週木曜日に掲載されていて、いつも楽しく読んでいます。

そこで、今日コラムを読んで、面白いなと思ったこと･･･。

医師は、最近心に残った文章がある・・・と。

それは、作家・重松清さんの文で、「育てる｣という題。

中学生の息子を持つ父親が、言う事を聞かない息子に手を上げた。

息子は、「文句ばっかり言うな！俺、生まれて初めて中学生やってるんだぞ｣と抵抗。

あ然とした父は言い返す。

「うるさい、父さんだって中学生を育てるの、生まれて初めてなんだ！」

 息子はキョトンとし、二人は思わず笑い出す

というお話。

重松さん、いわく・・・

親は、まず自分達をゴールにおいて、

子供達が正しい道をすすんでゴールに到着するよう導く事を、「育てる｣と思っている。

そうではなく、

育てる側も育つ側も、生まれて初めての日々を生き、

試行錯誤しながらゴールを作っていくのが、｢育てる｣ではないだろうか。

医師は、この文を読み、

「ゴール」に「死｣というものを当てはめて、｢ドキリとした」と書いています。

私も、朝から、「あ～だ、こ～だ」と、娘達をうるさく送り出した後だけに、

なるほど～～　と、思わずうなってしまいました。

そうですよね～　

今までもこれからも、子供も私も初めてのことだらけなんですよね～。

親の思い通りに大きくする事が、育てる事ではない。

そうそう！

ゴールは、まだまだみえない。。。

（↑ 思いっきり、自分に言い聞かせてる・・・＾＾；）

コラムを読んで、朝から、何だか軽やか～な気分になりました

明日、旅行から帰ってきた頃には、違うお母さんになってるかもよ～

まあ、３日坊主だとは思うけど・・・ 

時々は、こういう真面目なお話もありかな！？