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2005.06.20
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カテゴリ:東方見聞録
行って来たぜ、行って来たぜ。
ミヤ君プロデュース
「抜き差しならぬ旅」In阿蘇

まじで焦った。
まじで帰れんと思った。
まじで抜き差しならんかった。

詳細は後日にあげるとして、
今日は引き続き、ユッチ劇場

********************
2日目

早起きしようと思って目覚ましをかけとったけど、
起きたら9:30やった(+_+)
やっぱり相変わらずの雨でテンションも低いまま。
とりあえずバチッと目ぇ覚まさんといかんなーと思って、
くそ熱いシャワーを浴びた後に
朝一からドライの35缶を一気に飲み干して外に出た。

まずコンビニ(石垣にはホットスパというコンビニしかない、独占だ)で
握り飯をペロッと食べて/Like aキヨシ・ヤマシタ/
タクシーに乗り込んだ。
運ちゃんはあまりお喋りではないけど
米原の海に行くまで、ゆっくりのスピードで観光ポイントを優しく教えてくれた。
だから、たまにきっつい沖縄弁にも
俺は100万$の笑顔で対応した。

米原に着くと、「帰りのもよろしく」と
運ちゃんは携帯番号の書いたメモを渡してくれた。
笑顔は出せなかったが
(今から起きるであろう過酷な一人素潜りを予想して顔はひきつっていた)
心のなかでは「おっちゃん、俺絶対呼ぶよ!!(切実)」
としみじみ思ったりした。

荷物を海の家みたいな所に預け
ヒレをレンタルしていざ浜へ出かけた。
意を決してちょっと可愛い女の子2人組の横を陣取り、
タバコを2・3回深く吸い込んだ。

米原に着くと雨は上がり、少し晴れ間さえ見えていたせいもあって
海は驚く程に青く珊瑚や魚が砂浜からも見えていた。
テンションは一気にあがった。
チクビも立った。
後ろ頭らへんがゾワゾワして
アドレナリンとドーパミンが両方出た気がした。
浜は珊瑚の残骸だらけで
普段ならソワソワ歩くだろう、
だが今の俺は違う。
ガシガシ歩いた、
硬い珊瑚の山の上を粉々に踏みしだく勢いで海に向かった。
水温はまあまあだ、さあ行くぜ?

別もんだ。
角島とも土居ヶ浜とも違う、魚がくそ居る!
まじで圧巻やった。
小さい海蛇まで居る。
何かこいつはっ!?

一通り見て周った。
珊瑚は気持ち悪い。
何か丸いウネウネした奴はちょっと目をそらしたくなる。
後、水着の姉ちゃんの団体も圧巻やった。
テレビで見たスター水着大会みたいやった♪

30分程泳いだ後、休憩。
ポカリを飲んで寝そべっていると
二人組の姉ちゃんがぶちこっちを見よる。
冷やかしは勘弁してくれ、俺は沖縄名物じゃないんやけえ。
こういう時、人見知りは劣等感の鬼になる。
泣きそうになった俺は海に走って帰った。
「オデ…ナ、ナニモ、ワルイコト、シ、シテナイ」
まるでフランケンである。

そんな事を繰り返していると
何やら海中にながーい一本糞の様な物が見えた。
「あっ!海蛇さー!!」>ちゅらさん
びびった。
結構速い。
でも俺の前で止まり眉間に長い舌をチロチロ、
まるで武丸@特攻だったよ。Likea冥府魔導/

そーこーしてるうちにもう15時。
4時間近く潜ったり休憩したりを繰り返してた。
「ええもん見たけえ、もーええやろ」
と勝手に納得して運ちゃんに電話した。
ここの簡易更衣室は凄い5つ位横に並んであるんやけど
真ん中ら辺に入った俺は驚愕した。
両サイドにち――さい穴があいとる!?
ぶちやべえ!しかも両方に女が入って来た。南無さん。
ジェントル。
こんな言葉、その時ばかりは記憶から抹殺した。
見えたぜ、やったね、私利私欲のまま俺は生きてるぜぇ~♪
ビブラートは全開だ。

しかし、更衣室をでた俺はまた驚愕した。
一番端っこの更衣室は開けっぱなし、ぱなし実際の話し@スチャ
しかも女尻丸出し。
危ない!
駄目な所まで見えちゃう!
視力は0.6から2.0へ。
開放感がそうさせたのか?
逆セクハラだぜ?
まったく。
ニヤリ、勝った。

ふぬけ顔で待ってると運ちゃんが来た。
この運ちゃん、エロネタには食い付きが違う。
喋る喋る、しまいには
夜、電話してくれたら¥12000で女を紹介してくれるとの事。
念の為にメモ用紙から携帯に。

昨日泊まったホテルら辺のドミトリーを紹介してもらい、
運ちゃんとは一旦別れた。
二軒目の宿はドミトリー、簡易宿である。
¥200にしてはまあまあだ。
風呂トイレは共同、一応個室になってある。
(他のドミトリーは共同二段ベッドで四人部屋とかもあるらしい…)

しかしまだ4時前。
自転車を借りる事にした。
自転車屋の親父に簡単に行ける観光スポットを軽く聞き。
ロードマンタイプの自転車に股がり
道路にレーザーよろしく飛び出たとたん
クラクションを鳴らされ、
歩道にワープした。
「俺が悪かったよ、具志堅みたいなおっちゃん」

とりあえず海の方に向かいでっかい橋を登って降りて、展望台に着いた。
まあまあである。
そんなに良い所ではなかった。

展望台を後にして橋を下っている途中、
意味が分からん位の激しい雨が降って来た!
雲を見るとどこまでも続いている。
止みそうにないのでコンビニに雨宿りした。

それが沼@埼玉の草王子・沼田との出会いの場所だった。
俺が軒下でハンバーガーを泣きそうな顔でむさぼっていたのが不敏に見えたらしく
(後に、「俺も旅の途中で何回か同じ顔になった事がある」と語っていた)
話しかけて来た。
こいつはいいもん見つけたと言わんばかりに超がっつきトーク。
これから飲みに行くか?
という問掛けにも沼は快くOKを出し、
堅い握手とディープキスをかました。
一旦、自転車を捨て、
運ちゃんを呼び八重山そばで腹ごしらえして、
居酒屋に行った。
居酒屋は大した事もなく沼の旅話し、
俺の海での情けない、略してなさばなで盛り上がった。

こいつは旅のスペシャリストだった。
一人でタイ・インド・韓国・オーストラリア・そして今回の沖縄を旅している。
トラベラーズ@ピンクシャンペィン/も真っ青だ。





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Last updated  2005.06.20 12:54:54
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