*りゅんぬ*Lune*~女の子とママの為に…~*Piece of LUNA 別館*

2008/04/22(火)10:46

*いじめ?!(その4):何を伝えられたか

育児を真面目に考える(121)

一連の話のとりあえずこれで、いったん終了。 (まだまだ続きますが…) 娘の顔色が変わったので、何か知っているな…と思い、 話し出すのを待っていると、カオを歪めてノドをつまらせて、 こう言った。 娘「そういえば、AちゃんがH君に“ぐちゃぐちゃ遊び”しよー  って言ってたの、何回か聞いた…」 やられたのが仲良しのH君だったというショック、 やってしまったのが、これまた仲良しのAちゃんかもしれないショック。 娘は、どうしたらいいのか分からないといった表情で、 うなだれてしまった。 正直、またAちゃんなのか(苦)…と思った。 (Aちゃん=貯金箱事件を始め、小さな問題を色々起こしてくれちゃう(苦)) そしたらもしかしたら、娘も一緒に…とも思った。 でも娘の様子を見たら、やっぱりそうは見えなかった。 私は娘を信じようと思った。 私「そっか…。でも今回のことは、誰がやったのかは   H君のお母さんも先生も、もう知ってるんだと思うし、   犯人探ししたいわけじゃないから、もう言わなくていいんだよ。」 娘はもう泣き出してしまいそうだったけど、 それをこらえるように、うん、うんと頷いた。 私「もう一度聞くけど、ルナは大丈夫?   もしルナがH君にそんな事してたら、きちんと謝らなくちゃいけないんだよ。   かーたん(私)も、H君とH君のお母さんに、   謝りに行かないといけないんだよ」 娘は絶対にやってないと言った。 そしたら親として、私は娘の言葉を全面的に信じようと思ったし、 娘の様子からは、充分に信じられると思った。 …が… そしたら、ここでダンナが急に大きな声で問い始めた。 ダンナ「お前もやったんだろ?!本当の事言えよ!     Aちゃんと仲いいんだから、Aちゃんがやったなら、     お前もやってるに決まってるだろ!」 もう意味が分からん(苦) 一体何を言い出すんだ?ってカンジ。 一番の仲良しだったら、必然的に共犯だって言うの? なんて最低な物の考え方だろう(怒) 確かに、学校でも一緒にいる機会が多ければ、 この時にも一緒にいた可能性が高いと思われても仕方が無い。 でも常に一緒にいるわけじゃあないし、他にも友達は沢山いるし、 自分が正しくないと思う事を、拒否する事だってできるのだ。 ダンナ「子供なんてウソつくんだから、子供の言い分を     そんなに簡単に信じちゃいけないんだ。     もっと疑ってかかって、怒鳴ってでも本当の事言わせろよ。」 ウチの子は絶対にやってません! なんて、端っから取り付く島も無いような親では、 全くお話にならないと思うのだが、 私だって子供はウソをつくもんだ なんてことは分かっているし、 それは自分の娘も例外ではないと思っている。 私だって盲目的に娘を信じる なんてことはなかった。 最初は心配で不安で、そりゃもうドキドキだったのだ。 やってないとハッキリ言っているのに、それでも何度も聞き返した。 娘もショックを受けているようにしか見えない。 それでももし娘がウソをついているとしたら、 それはもう、私達の育て方が間違っていたとしか言いようがない。 私「やってもいないのにやったって言うまで聞けっていうの?」 ダンナ「やってるに決まってるんだから、当たり前だろ!」 ダンナの言い分に完全にムカついた私は、 この話はもう終わる事にした。 ダンナの言い分では、子供を疑うというよりも、 もう答えは「やった」という方に決まっているのだ。 そんなのは話し合いじゃないし、子供の尊厳の無視だ。 今回のことで娘に分かって欲しかった事は沢山あるけど、 その中でも一番は↓これ。 自分や友達に、困ったりイヤな事が起きたら、 先生や親にちゃんと言ってほしい。 どうしても言えなかったら、カウンセリングの先生でもいいし、 おじいちゃんおばあちゃんでもいいし、 自分がこの人になら話せる と思う人に、 打ち明けて助けを求めて欲しい。 大人は色んな感覚がにぶっていて、 残念ながら、気付いてあげれない事も多いから。 でも、気付けたり、話をしてもらった時には、全力で娘の事を守るし、 友達も楽しく過ごせるような方法を、みんなで考えていこうよ。 ね?

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