|
カテゴリ:どうでもいいニュース
「書店のない町」で住民が署名運動 米テキサス州南部 テキサス州ラレド
メキシコ国境に近い米テキサス州南部の町から、米書店大手バーンズ・アンド・ノーブルの系列店が撤退した。地元で唯一の「本屋さん」を失った住民たちは、再び書店を誘致しようと署名運動に乗り出している。 国境のリオグランデ川をはさんでメキシコと向き合うラレドは、人口25万人の地方都市。ショッピングセンター内にあった書店が16日に閉店し、「本屋のない町」となった。最寄りの書店へ行こうとすれば、240キロも離れた同州サンアントニオまで足を伸ばさなければならない。 バーンズ・アンド・ノーブルによると、同市からの撤退は、ショッピングセンター内店舗の部門を縮小する同社の戦略の一環。ラレド店自体は収益を上げていたものの、部門全体としては採算が取れないためだという。書籍小売業界は近年、インターネットの通販サイトや電子ブックの普及、大型スーパーチェーンとの競争などを背景に、変革を迫られている。バーンズ・アンド・ノーブルは5―6年前から、小規模店舗を中心に毎年約50―60店を閉鎖してきた。 ラレドにとって、市内唯一の書店の閉店は大問題。事態に危機感を抱いた住民らが、業界に出店を求める署名運動を始めた。数十人の参加者の中には、14歳の少女もいる。幼いころから、小遣いをためて書店に連れて行ってもらうのが何よりの楽しみだったという。放課後にショッピングセンターの閉店跡など市内各地を回り、すでに1000件近くの署名を集めた。 運動を主導する市当局の報道担当者、ゾーチル・モラさんは、「住民がメキシコ移民だから、貧しいからといって、本を読まない町と決め付けるのは間違いだ」と主張する。 確かに、当地の識字率は決して高くない。全米教育統計センター(NCES)が2003年に実施した調査によると、同市を含むウェブ郡の住民のうち、48%は基本的な読み書きができないと判定された。 モラさんらによれば、書店がなくなった影響で、識字率の向上が妨げられる恐れさえあるという。「読み書きの力や読書を楽しむことがいかに大切か、それを子どもたちに知ってもらううえで、書店は大きな意味を持つ。かけがえのない存在なのです」――モラさんは、そう力を込めた。 日本も本を読まない若者が増えると こーなるのかなー すでに地方では 採算が合わずに「書店のない町」があるのかもしれない 「文字の無い町」ネット社会の進化で 増えるかもしれません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.31 07:07:54
コメント(0) | コメントを書く
[どうでもいいニュース] カテゴリの最新記事
|