2008/09/15(月)19:25
敬老の日に思うこと
今日は敬老の日。
祖母に弟と一緒に贈り物をした。
私の父方の祖父・祖母。
母方の祖父。
三人とも亡くなっていて、残っているのは母方の祖母・94歳。
母の兄、つまり叔父夫婦・叔父夫婦の長男家族・長女と八人家族で暮らしている。
母の実家はお寺なので檀家との付き合いや葬式の時などは本当に忙しい。
祖母は離れに住んでいて、食事の時に母屋に来るくらいで一日のほとんどを離れで過ごす。
一人で歩けるし(杖や手押し車を使うが)頭もはっきりしている。
四人の娘が同じ町内に暮らし、週に一回は娘達の家で食事を共にする。
介護認定は要支援2。
でも一度行ったデイサービスはエアコンが効いていて腰が痛くなったと、それから行く気をなくしてしまった。
叔母は糖尿病を持っていて、片足を十年前に切断している。
しかし祖母の主介護者でもある。
叔父は住職をしていて介護には一切手を出さない。
週一回のデイサービスに祖母が行く事によって昼ごはん・服薬の世話の心配がなくなるはずだった。
主に入浴を目的としていたみたいだけど、近くに住んでいる娘達が入れ替わりお風呂にいれてくれるので、デーサービスには行かなくていいと祖母は思っているらしい。
介護は24時間、365日。
今までうまくやっていた嫁姑でさえ難しい介護。
でも祖母と叔母はうまくいっていたとはいえない関係。
嫁いできて38年。
その半分を祖父の母親・祖父の介護で費やしてきた叔母。
私は外孫。
一緒に暮らした事があるわけでもない。
私にとっては優しい祖母。
嫁としての叔母がみている祖母と私がみている祖母はきっと違うのだろう。
私も9年間元夫の母親と同居したのでその気持ちは少しだが分かる。
祖母がデイサービスに行く事で週に一回くらい息抜きをしたい、その訴えはもっともだと思う。
日本人口の16.8パーセントが70歳以上に。
敬老の日の今日、そんなニュースが新聞の見出しに載っていた。
ディサービスでみているお年寄り。
私の祖母。
そしてこれから年老いていく両親。
幸せな老後とはどのようなものなのか・・・考えた秋の夜でした。