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2013.07.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類

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  砂の中の海
        るるりら


海の縞模様が 砂の城に 住んでいます。
幸いなことに 泣き方をしらないのです。
今も絶え間無く砂が この街に注がれ続け
この部屋の容積も 埋められて います。


元居た場所を けして忘れない生き物ですから
たとえ 砂の中であるとしても
すこしも 海の匂いを失わないのです。
海の底から見上げた光の またたきを おぼえています。


人はみな海の忘れ形見です。
海の匂いを忘れたことも ときにはありました。
海を失うと こころの中心が陥没するのでした。
たとえ 海の匂いを忘れても すべての子は海の忘れ形見。

その命が 果てるなら 海は哀しむのです。 
海岸で 真夏だというのに桜が咲いたことがありました。
潮が悲しみにさわぐので 桜が咲いたのだと
風が 教えてくれました。

真冬だというのに 北極が凍らない日々があったとしら
それは 凍っていた屍が 海を恋しがるからだと
雨が 教えてくれました。
私が海を 忘れたとしても
海は私を 忘れない。
砂の音を褥に眠り、海の匂いを歌うために 私は目覚めます。




*******************************
群青メンバーの鮎風さんが、わたしの この詩に動画をつけてくださいました。ぜひ 動画のほうも ご覧くださいませ。
Youtube「砂の中の海 」 http://www.youtube.com/watch?v=xsSGjS1kviU

 

なお、砂の町の画像は、アフリカはナミビアの南方に位置するKolmanskop(コールマンスコップ)は、ゆっくりと砂漠に沈むゴーストタウンの写真をおかりしました。
http://www.roomie.jp/2013/03/57342/

鮎風さまへ*******************

 このたびは 私の詩に すばらしい音楽や画像、動画をつけてくださり

 ありがとうございます。わたしは、今回のこの作品につけられた画像のチョイスは

 奇跡だと 感じました。

 真夏だというのに桜が咲いたという箇所がありますが、

 その部分は 私の実体験から書きました。わたしは 弟を亡くしているのですが

 納骨のさいに(何年か前の7月15日という真夏でした)私は桜をみました。

 そして、画像とまったく同じ しぐさを確かにしたのです。

 また、すばらしく 美しい 海や子供たちの写真のチョイスや

 詩との兼ね合いとタイミングに、わたしは 興奮せずにはいられませんでした。

 きがつくと、私は ほんとうに 号泣していました。

 詩文に 泣き方をしらないなどと 書いている私ですが、

 温かい涙をおもいだせていただきました。ありがとうございます。

  






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Last updated  2013.07.06 22:50:55
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