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《東京市場*来週の展望》(2月第5週)
☆来週(2月27日-3月2日)の東京株式市場は、日柄調整の局面か。 テクニカル的には過熱感が残っているが、投資の矛先が広がっているため、循環物色が進んでおり、「個別でみると、さほど過熱感はない」(中堅証券)との声がある。 大きくわけて、輸出株と復興株が、交代で市場の中心を務めているかたち。 ただ、材料株の一角は、買い一巡後に失速することもあり、手詰まり感も否めない。 また、主力株は外部環境次第。今週末のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議で、IMF(国際通貨基金)への資金増強の話に進展がみられれば、欧州への不安がさらに後退する。 ユーロ・円が下落すれば、テクニカル面の過熱感は無視して、上値を追う展開となるだろう。ただ、資金増強は米国などが難色を示していることから、市場から期待する声は聞かれていない。 円の独歩安を受けて株価はジリ高となっており、来週も為替の水準次第では堅調推移が見込まれる。 ただ、「円の下げもさすがにスピード調整が必要。同時に株式市場も調整するとみている」(中堅証券)との声がある。 材料株が目先の天井にあるとすれば、円高是正の動きが一服したとき、主力株も調整色を強めそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 25, 2012 07:46:37 AM
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