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《NY市場・9月19日の結果》
『DAW平均』;15636.55(-40.39) 『ナスダック指数』;3789.38(+5.74) 『S&P 500』;1722.34(-3.18) 《シカゴ日経平均先物》;14855.00(+145.00) 《為替》;1$=¥99.45(+1.36) 《WTI原油先物》;$105.62(-1.66) 《GOLD》;$1366.20(+58.60) ☆19日のニューヨーク株式相場は、量的金融緩和策の縮小見送りを好感した買い戻しが一巡し、様子見ムードが高まる中、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比40.39ドル安の1万5636.55ドルと5営業日ぶりに反落して終了した。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同5.74ポイント高の3789.38だった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8023万株減の7億3724万株(暫定値)。 前日は、米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の量的緩和策の維持を決めたことを受けて、債券購入の規模縮小を見込んでいた投資家の多くは株式の買い戻しを余儀なくされた。 しかし、この日は金融政策にからむ短期的なポジション調整も一服。 ダウ平均などの主要株価指数が史上最高値圏で推移していることもあり、頭の重い展開となった。 また、市場の注目度が高かった米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了し、投資家の関心が再び米国の財政問題に戻りつつあることも、新たな買いを手控える理由となっている。 10月半ばまでに債務上限の引き上げが必要とされるが、共和党側が上限引き上げの見返りに医療保険改革法の見直しを求めるなど、与野党間の協議は進展していない。 ただ、緩和縮小の見送りを受けて、FRBのハト派的な姿勢がより明確になったことから、「年後半の景気の先行きに再び期待が高まりつつある」(準大手証券)との指摘もある。 縮小開始が来年にずれ込む可能性も浮上する中、緩和マネーによる相場の押し上げ効果が当面続くと想定すると、株価が史上最高値圏にあっても、利益を確定する売りは出しにくい状況だ。 個別銘柄では、昨年発生した巨額損失問題をめぐって約9億2000万ドルの罰金支払いを命じられたJPモルガン・チェースが1.2%安。 一方、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の新モデル発売を翌日に控えたアップルが買われ、ナスダック指数を下支えした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 20, 2013 06:35:30 AM
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