ルゼルの情報日記

2019/08/07(水)08:54

☆ダービー馬;ロジャーバローズが右前浅屈腱炎で電撃引退!凱旋門賞制覇かなわず種牡馬入り!

JRA(528)

☆JRAは6日、今年の日本ダービー馬、ロジャーバローズ(牡3歳、栗東・角居厩舎)が右前浅屈腱(くっけん)炎を発症したことを発表した。 9か月以上の休養を要する見込みと診断された。これにより登録していた仏G1・凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン競馬場)への出走を断念。 引退して種牡馬入りすることが、管理する角居調教師から発表された 。近日中に競走馬登録を抹消する。けい養先は未定。  先月30日に急死したディープインパクト産駒の同馬は、重賞未勝利で12番人気で臨んだ日本ダービーを2番手から抜け出し、2分22秒6のレースレコードV。 13年キズナ、16年マカヒキに続き、3歳で凱旋門賞に挑戦する3頭目の日本ダービー馬として、7月19日に栗東トレセンに帰厩。 出走予定だった前哨戦の3歳限定のニエル賞・仏G2(9月15日、パリロンシャン競馬場)に向け、調整していたが、この日、エコー検査を受けた結果、屈腱炎が判明した。  角居調教師は「先週から気になっていたのですが、残念です。オーナーと相談した結果、引退して種牡馬にすることになりました。(治療したとしても)以前のような走りができない可能性があり、(角居師は21年2月をもって勇退するため)新しい厩舎に預けて迷惑になってはいけないと思いました。血統的にも貴重で、生産に返せなくなってはいけません。本当にあのタイミングでダービーを勝つことができて良かったと思います」と決断の理由を説明した。  当初、角居厩舎からはキセキ(牡5歳)と2頭で挑戦する予定だったが、角居師は「キセキ1頭で行くことになると思います」。 こちらは4歳以上混合戦のフォワ賞・仏G2(9月15日、同)を使って本番に向かう。騎手は未定。 ◆ロジャーバローズ  父ディープインパクト、母リトルブック(父リブレッティスト)。 栗東・角居勝彦厩舎所属の牡3歳。 北海道新ひだか町・飛野牧場の生産。通算6戦3勝。 主な勝ち鞍は19年日本ダービー・G1。 総収得賞金は2億6875万6000円。馬主は猪熊広次氏。 ◆凱旋門賞に向けた日本馬の動向 ロジャーバローズは出走を断念することになったが、僚馬のキセキのほか、関東馬のフィエールマン(牡4歳、美浦・手塚厩舎)とブラストワンピース(牡4歳、美浦・大竹厩舎)の3頭が挑戦する予定だ。 ルメールとのコンビで挑むフィエールマンは、06年に出走して3位入線も失格となった父ディープインパクトの無念を晴らすか。 ブラストワンピースは川田との新コンビで、関東馬2頭は札幌記念(18日、札幌)をステップに本番を目指す。 ●浜中騎手「自分をダービージョッキーにしてくれた馬。すごい走りで勝ってくれました。早い時期の引退は残念ですが、命を落とすような、けがではなくて幸いです。無事に繁殖に上がることができて、よかったです。ディープインパクトが亡くなって後継種牡馬として、いい子孫を残してもらいたいです。また生まれた子供でダービーに挑めたらいいなと思います」

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