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放浪の達人ブログ

桜と毛虫

【桜と毛虫の生態的因果関係】

毎年3月下旬から4月上旬にかけて桜が咲く。岡崎城周辺では夜店が出たり桜祭りがあったりして
結構な盛り上がりを見せる。伊賀川の土手には見事な桜並木が延々と続き、桜が散る時期には
風に乗った花びらが川をピンクに染める。岡崎っていいなあ、とつくづく思う。

しかし、それが終わるといよいよヤツらの登場だ。そう、毛虫である。なぜ桜の木だけに
ヤツらがあんなに群がるのか俺は知らねえし、あいつらがどんな蛾になるかも知らない。
あんなにたくさん毛虫がいるんだからしばらくすると蛾の乱舞が見られるかというと
そんな事は全くないのである。ヤツらは一体どこから来てどこへ行くのだろう?
あの膨大な数の毛虫は全て鳥に食われちまうんだろうか?
疑問ではあるがわざわざ調べようとは思わねえ。
ワタクシ毛虫研究家でございますが、という人はこのあたりをぜひ編集部にハガキやメールで
教えて下さるとリバ編集員一同および俺は豆知識が増えて嬉しいのだが。

桜で思い出した。以前ネパールでバスの屋根に乗っかって山奥の村に行ったことがある。
屋根の上にはヤギやニワトリ達(無賃乗車、のちに命によってバス代を支払う)の他に
乗客20人程が乗っていたが、その中の1人の少年が日本人である俺を見つけて
「コニチワ」とか「コバンワ」とか「アリガトゴザマス」と声を掛けて来た。
「自分は日本が好きで、ほら、このラジカセも日本製なんだ」と見せてくれたが、
外観の作りがムチャクチャ悪くどう見ても某国の製品なのだがメーカー名は「SAKURA」、
しかも裏には日本製と堂々と書かれてあった。ここではその某国というのはどこの国かは
伏せておくぜニーハオ。俺は「こいつは日本製なんかじゃねえぜ」と言おうとしたが、
あえて少年の夢を壊すこともねえな、と思い黙っておいた。

時には黙っておいた方が良い事もある。以前日本の政治家に桜内という外務大臣がいた。
彼はアメリカで自己紹介をする時に「私の名前は桜内、桜は英語でチェリー、
だから私の事をチェリーボーイと呼んで下さい」と言った事がある。
居合わせたアメリカ人は笑いを抑えるどころかドン引きアゴ外れである。
なぜならチェリーボーイは俗語で「オカマ野郎」という意味だからだ。
俺はこのエッセイを三河地区で絶大な支持と発行部数を誇る天下の「リバ」に載せるばかりでなく
ブログに載せて全国にも公表しているので、桜内外相はチェリーボーイであるだとか、
英語も出来ねえのに外務大臣になれた桜内はスゲエなあだとか、
桜内は本当にホモだったのかだとか、あんまり桜内桜内と書いては桜内サイドから
告訴されると困るので桜内大臣サマの話題はこの辺で切り上げようと思う。
それにホモというのは差別語でもあるらしいので「モ~ホ~」と訂正させて戴きます、桜内サマ。
繰り返し申し上げておきますが桜内お大臣サマがモ~ホ~と断定したわけではございませんので
その辺ご了承下さい、桜内お大臣殿。(ペコリ)

おいおい、今月号は「桜と毛虫の生態的因果関係」をマジメに書くつもりだったのに
お下劣なチェリーボーイの話がメインになっちゃったぜ。何たって思い付きで書いてるからな。
ちなみにワタクシ、18歳の時に栄の公園で寝起きしてたらゲイバーの人にスカウトされた事が
ありましたが、決して桜、いや、チェリーボーイではございません。


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