岡崎名物【岡崎名物】お袋の味で連想するものは何か?という問いに、ほとんどの人は「味噌汁」と答えるだろう。 中国はギョウザ、韓国はキムチ、インドはカレー、タイはトムヤンクン、イタリアはパスタといったように 日本の代表として国際的に認知されているのは寿司や天ぷらだが、それらはお袋の味とリンクはしない。 お袋と同じ味噌汁の味を作れるようになったら嫁として合格、とまで言われる程である。 俺は赤味噌派だが別の地方では「白味噌でなければ!」という人がいるのも事実だ。 ということで各地からの登山者がやって来る岐阜や長野の山小屋では合わせ味噌を使用するようだ。 数年前に岐阜の新穂高温泉から歩いて5時間程の某山荘へ行くのにハマったことがある。 小屋前からは槍・穂高連峰が一望でき、近くの池にはその山々が映ることで有名な場所だ。 そこに泊まって味噌汁を飲んだ時、唸るほど美味かったのである。 翌朝の出発の時「昨夜の味噌汁はどんな味噌を使っていたのか?」と聞きそびれた俺は 1ヶ月程してわざわざそれを小屋のオヤジに訊くために再訪したほどである。 するとオヤジは「ああ、あれは市販の安い合わせ味噌ですよ」と言ったので俺はひどく落胆した。 せめて「あの味噌汁の作り方は秘伝なので絶対教えん!」と言ってくれた方がロマンがあるし、 これからもその小屋の味噌汁を求めて小屋閉めの時期まで何度も通ったんだがなあ。 さて、先日福井県のブログ仲間さんが来岡された時、お土産返しとして岡崎名物を色々思い浮かべ、 岡崎名物で検索してみたら色んな和菓子や洋菓子やグッズがあって迷った。 岡崎名物石工団地で巨大な石灯篭を買って贈ることも脳裏をよぎったが、 電車で来岡されたので持って帰るにはちょっと重いかなと思って却下となった。 やはりお土産はスタッフみんなで分けて食べてもらえるお菓子の方がよかろう。 贈る相手方はグランディア芳泉さんという福井屈指の有名ホテルであり、 そのスタッフさんの人数が10人なのか100人なのか判らなかったので「あわ雪」は選考から洩れた。 長さ約20cmの「あわ雪」をもし100人で分けたら1人あたり2ミリの薄さになってしまうからである。 ということで俺が最終的に選んだのは岡崎商業高校が企画し、中田屋さんが製造した 「八丁味噌かりんとう」と「天下の飴」だった。いずれも街情報ステーションで売っている。 なぜ「味噌崎かりんとう」ではなく岡商企画のかりんとうを選んだかといえば 俺の長女と長男は岡商卒だし、次男も今春から岡商生になるからだ。(試験に受かったらな) まあこうして岡商を持ち上げておけば次男はヤミ入学できるだろうという打算はココでは伏せておく。(笑) |