映画俳優【映画俳優】先日、俺はハリウッド映画の俳優と山梨県の山に深夜ハイキングに行って来た。 なぬ!ハリウッドスター?と疑われそうだがレッキとした映画にも出演している人物だ。 皆さんご存知の大ヒット映画「バイオハザード4 アフターライフ」に登場しているのだ。 収録撮影時の裏話、映画出演で得たギャラの金額、映画監督とのオフレコ会話、映画完成パーティーでの 主演のミラ・ジョヴォヴィッチとのほっぺたピッタリ2ショットも彼の公式ブログに載っている。 まあ、それぐらいのレベルの俳優と山登りに行けたってことは俺にとって嬉しい限りだ。 もう少し自慢させてもらうと、俺は彼が無名時代の5年前にも2人きりで長野の山に登っており 麓の旅館で一泊して風呂にも一緒に入った程度の懇意ぶりなのだ。(ホモではないぞ!) あと数行だけ自慢させてくれ。彼が映画出演した後、仕事で来日した時にわざわざ岡崎に来てくれて 俺の店に来店後、俺のヨメを加えた3人でタイ料理店ナムチャイでお忍び会食をしたこともある。 今回、彼は在住のカナダから自腹で、そして無償で東北ボランティアにやって来たのだ。 被災地では持参したテントで寝て自炊をし、名前も公表せずにガレキ撤去作業を黙々と続け、 帰国直前に俺なんかのために日程を作って山登りに行ってくれたのだった。 ハイキング前夜に横浜で震災ボランティア活動お疲れ様会を4人で慎ましく開いたのだが、 その会場に現れた彼は105リットルというドデカいリュックを背負ってやって来た。 被災地で使ったテントやコンロや自炊道具、寝袋などが入っているそれは人間が入れる程大きく、 持たせてもらおうと思ったら持ち上げることが出来ないぐらい重かった。 ハイキングは彼のファンである女性1人を加えた3人で深夜に歩き始めて山頂で日の出を見た。 下山後は麓の温泉に入ったのだが彼の身体はガレキ撤去や泥かきのために湿布が貼ってあり、 ボランティア活動の重労働を物語っていて俺は彼に対して畏敬の念を覚えた。 まあ、こんなことを書いていると何だかこの原稿を書いている俺もスゲエと思われそうだが 俺はちっともすごくなんかなく、ハリウッドスターの彼がスゲエのである。 俺なんか「○○高校のXXセンパイ知っとるぞ」と自慢するヤンキーみたいなレベルだ。 日本国民として、彼のその行動に心から敬意を表したい。ありがとう! でも俺、彼の出演したバイオハザード4 アフターライフ、実は観てねえんだよな。(笑) |