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放浪の達人ブログ

妄想ビジネス

    【妄想ビジネス】   

最近さ、テレビなんぞで「おネエ系」って言葉をよく聞かねえか?
男なのにおネエさんっぽいっていうやつ。つまりニューハーフだ。
俺は「男は男らしく、女はおんならしく」というのが好きなので
ニューハーフっちゅうもんはどうにも好きになれねえ。

俺は高校を卒業した時、就職もできなければ進学する頭もなかった。
それで写真専門学校に行ったんだが家から通うのが数ヶ月で嫌になったので
専門校の友人宅に泊まったりしていたがそれも毎度じゃ申し訳がない。
という流れで名古屋のセントラルパークで段ボールを敷いて寝てたりもした。

ある時、何だかいやらしそうなおっさんが声を掛けてきた。
「キミ、うちで働かないか?月40万出すよ」
40万に魅かれた俺は公園のベンチに座って話を聞いたのだが、
ゲイバーで働いてショータイムもやるということだったので即断った。
ただ、いつでも遊びに来てくれていいとのことだったので
専門校の友人達と一緒にそのゲイバーに遊びに行ったのだった。
そこで俺はトイレに行った際、後をつけてきたゲイ野郎に犯されそうになり、
それ以来ゲイ共に対して悪意を抱くまでになったのである。
(そこでファックされてたら今頃はアチラの世界にハマってたりして(笑))

ただ、俺はニューハーフは大嫌いだが、彼らの仕草は女よりも女らしい。
女性の仕草のいい所だけを取り入れているというのもあるのだろうし、
男目線の妄想から見た「女性はこうあるべき」というのを研究しているのか、
自分を演出することには長けているように感じるのである。

これと同じ感覚で、男の作詞家は本物の女よりも女らしい歌詞を書く。
演歌や歌謡曲、ポップスなど女性歌手が歌ってる曲を世の中の男は勘違いし、
石川さゆりや松田聖子、中森明菜、AKB48などが歌ってる曲を
彼女らの言葉として聞いてレコードもしくはCDを買ったりして熱愛しているが、
あの詞を書いてるのは彼女達じゃねえんだからな。
松本隆とか秋元康っていうおっさん共が書いてるんだぜ。(笑)
彼女達が歌ってる恋愛の歌詞をかいつまんで思い出して欲しい。
「ねえ、好きよ」だとか「私をさらって」なんぞのゾクっとする官能的な詞、
あれは男の妄想が描き出した世界で、俺達男はまんまとそれに乗っかっちゃってるワケだ。
あ~あ、こんなことに気付いたらもう女のことは愛せないぜ。(笑)


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