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放浪の達人ブログ

ブームを作る

    【ブームを作る】

夏の食べ物というとアイス、かき氷、スイカあたりがイメージ的にトップ3だが、
忘れちゃならないものに「そうめん」がある。有名なものといえば流しそうめん。
まあ大人になれば誰もが「なぜそうめんを流すの?蕎麦は流さないのか?」などと
屁理屈的かつ素朴な疑問に突き当たると思う。
実際にネットで検索してみたら同じ疑問を持つ人達がyahoo知恵袋に投稿していた。
その中には流しそうめんの由来、発祥の地を調べ上げた人達もいたのだが
そんなことはどうでもいい。問題はなぜ流すのか?である。

竹を縦半分に割ってつなぎ、わざわざ運び上げた水をそうめんと共に流す。
下流(?)では箸を持った奴らがそうめんを掴もうと待っている。
これはどうもあまりにナンセンスではないか?それやって楽しいか?美味いか?
流れて来たそうめんを掴み損ねてガッカリのヤツ、掴めて喜んでるヤツ、
まあ夏の風物詩なんだからいいんじゃないの、とも思うが
俺はイマイチそうめん流しの楽しさが理解できない。

しかもギネス記録には「3300メートルの流しそうめん」なんてものもあって、
それはもはや流しそうめん云々ではなく竹を縦に割ってつなげた記録とでもいうか、
そしてその記録を破ろうと思う人が他にいるのだろうか?という疑問も出てくる。
まあ村おこし行事みたいなもんで発案されるんだろうな。

しかし、どんなくだらないことでも最初に発案した人はすごいと思う。
そうめんを流すというだけでそれが全国的な夏の遊び行事になっているのだ。
ビーチでの目隠しスイカ割り遊びと一緒だわな。
あれ、思いっ切り真っ芯でスイカ捉えると割れるどこじゃないからね、砕けるからね。
砂浜で砕けたスイカの破片を拾い集めて食う、何てくだらねえんだ!

くだらないといえば昭和に流行ったラブホテルの「回転ベッド」がある。
今でも回転ベッドがあるホテルの部屋なんてあるのだろうか?と思うが
残念ながら取材する機会がないので確かめようがないのであるが、
ベッドが回転して何が楽しいんじゃい、と思う。
ベッド自体がタイムショックの椅子みたいにスパイラル回転するのならまだしも、
(おっと、そんなことになったらあんなコトやってる場合じゃなくなるか(笑))
ただゆっくりと平面的に360度回転するだけでラブホの謳い文句になっていたのだ。
あれもやはり、最初に発案した人はすごいよな、売れちゃうんだから。
ラブホといえばカラオケができる部屋ってのもあるようだが、
ラブホ行ってまでカラオケやってんじゃねえよ、もっと大事な別のコトやれよ、と思うが
まあ実際に歌ってる人もいるようなのでカラオケマシンをラブホに営業に行った人、
これもすげえ業績伸ばしたんだろうなあ、その発想がすげえなあと思う。

最近さ、ストーンバランシングって遊びをテレビで見たんだよ。
石を積み重ねるだけっていう遊び。でも面重ねはダメ、頂点重ねをしなくちゃいけない。
まあ皆さんスマホやパソコンで検索してみてよ。こりゃ遊びじゃなくアートだよ。
これも実にくだらなく根気の要る遊びなんだけど全国的に認知されつつある。
ちなみに俺も挑戦してみたが3分で「俺には向いてねえ!」と飽きたけどさ、
こういう一見くだらねえことが語り継がれ、そして廃れて時代を作っていくんだよなあ。


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