|
カテゴリ:カテゴリ未分類
家を建てることを決めた当初から、外壁としてイメージしていたものは、漆喰の白い壁。 どちらかと言うと、日本の城壁の漆喰のような薄いものてはなく、地中海沿岸のような素材感のあるものをイメージしていました。
で、ググって見つけたのが、カルクウォール。
東京のとある塗装会社で、試し塗りを行えるところがあったので、申し込んで体験してきました。
思ったのが、以下のとおり。 ・白さが鮮明、当初のイメージとおり ・仕上げの表情は、塗り方次第でどうにでもなる。 ・自分で塗るのではなく、プロに任せよう
ジョリパットとも比較しましたが、以下の理由から、カルクウォールとしました。 ・カルクウォールは素材そのものの色のため、色褪せがないが、ジョリパットは、顔料を入れて白くするため、色褪せもあるし、白さそのものも鮮やかさが劣る ・質感もカルクウォールがよい ・内壁も外壁と繋げて同じ素材を塗ることを考えていたため、天然素材のカルクウォールの方がよい
もちろん、ジョリパットの方がカルクウォールよりも良い点はありますが、我が家ではあまり重要ではありませんでした。 ・色を選べること→色は白がよかったので必要ない ・価格はジョリパットの方が安い→結果として、塗る対象面積が少なくなったため、あまり大きな差とならなかった
カルクウォールを採用することに決めましたが、とある工務店のモデルハウスでカルクウォールで塗られた家を見て、懸念する箇所が見つかりました。 一つは雨垂れ。 庇が出ていない家だったためか、雨垂れが外壁を流れる箇所があり、そこが汚れていました。 その工務店で教えられたもう一つの欠点が、キッチンやお風呂等の排気口がある箇所も汚れる、とのことでした。
また、我が家の土地の周辺に建つ家をみると。 周辺には、20年くらい前、10年くらい前に建った家が並んでいるのですが、外壁の多くが吹き付けのもの。 建物の北側の外壁をみると、苔が生えて緑色になっている家が何軒かありました。
そして、我が家の土地は30坪、建ぺい率50%。 東側と北側は、隣地境界から50cmのところに配置したため、庇を大きく出すことはできませんでした。 全ての換気口についても、北側と東側に配置することとなりました。
その結果、コストも考慮して、カルクウォールの外壁は、庇のある南側と、西側の1階のみとし、その他はガルバリウムとしました。
で、竣工して一年半経った今のカルクウォールの外壁はこんな感じ。
自転車が生活感を出してますね。 動かして撮影すべきでした・・・。
カルクウォールは鮮やかな白のまま。 実はところどころ、泥はねのような汚れはたまについています。 今までで4回くらい、消しゴムを使って、そういった箇所の汚れは落としてきました。 また、以前も書きましたが、2階バルコニー手摺のセランガンバツの樹液が、嵐の翌日に茶色く染み付いていましたが、1ヶ月後くらいにはそれが綺麗に消えていました。 少々の汚れであれば、自浄機能が働いて、綺麗になります。
我が家の東側には大きな畑があり、サッシ枠などには砂が入って汚れるのですが、今のところ、カルクウォールには、あまり影響はないようです。
これも、カルクウォールの箇所は陽が当たって乾燥していることが良い結果をもたらしているのかもしれません。
そして現時点においては、クラックもほぼないですね。 ま、でも、クラックが入ることは覚悟をしていますが。
カルクウォールは、クラックと汚れ以外においては再塗装の必要がないので、30年くらいはノーメンテで良いかも、とも言われています。(消しゴムで汚れを落とすことはたまにしてますが・・・)
今のところは大満足ですね。
こちらに建築家と家を建てられている方々のブログが掲載されています。 参考になります。 にほんブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
なんどもお邪魔してすみません。
カルクウォール、うちも最後まで悩んで、コスト面から少しだけ安いリシン掻き落としにしました。 その代わり、南側のデッキにつながる外壁の袖壁を日本の漆喰にして、苔とか生えにくい薬を混ぜたりして、ラフ仕上げで洋風な漆喰のタッチにしてもらいました。内壁は漆喰風の珪藻土のような素材があって、それだと一回のコテ仕上げで済んで安くなると言われて、それを採用しました。 やっぱりカルクウォール、いいですね!!ずっと白いのが良いですね! ちなみにうちも左官は正面の防音室がある部屋だけで、(防音のためモルタルにしなければならなかった。)隣地と迫っている東西はガルバです。 (2020.06.26 09:54:27)
アリスさんへ
外壁の素材も難しいですよね。 これは、30年、40年経って、総合的な評価がわかってくるのでしょうね。 アリスさんのお宅の写真等を拝見したいですね。 (2020.10.26 17:09:05) |