リハビリ
昨日はこれまでの流れから言うとかなり唐突な内容を記してしまいました。自分なりにインパクトのある「発見」だったからというのもありますが、もう一つは、「一つのこと」についてちょっと長めの文章を書けるかどうかやってみたい、というのもありました。精神面のリハビリみたいなものです。私が居る病棟には、身体のリハビリのための機器が据えられています。踏み台。そしてエアロバイク2台。時々、使用されている姿を目にします。もちろん、私も使っています。医師から聞いた話ですが、宇宙空間(無重力空間)にいると、人間の筋肉は日々約1%ずつ減っていくそうです。そして、ステロイド剤を用い、かつ、それを用いねばならないような状態(要するに不具合が重なってなかなか身体を動かすことができない状態)では、その約半分、0.5%ずつ減っていくとか。それっぽっちならたいしたことないと思われるかもしませんが、不具合の期間は長く、また入院期間も、回復状況次第で、いくらでも長期に及びますから、まさに目に見える形で減っていきます。特に顕著なのが太もも。私の場合、大胸筋もそうですが、とにかく日に日に減っているのが目で確認できるほどです(ちなみに、調査に協力しているので、昨日筋肉量を測定してもらいましたが、約2キロ減っていました。筋肉全体が約1割減ったことになります)。それがさらに積み重なっていけば、歩行はおろか、自分の足で立つことさえ困難ということになってしまいますし、そういう方は実際に少なくないそうです。そうした事態を避けるために必要なのが、リハビリ。述べたように、筋肉が減っていくのは避けられませんから、その減少を最小限度に食い止めるというのが目的になります。もともと身体を動かすことは苦ではないので、結構熱心にやっています。今のメインは、1周を私の足で500歩ほどで回る、病棟内散歩。そして、エアロバイク。バイクは、午前と午後、30分ずつ、うっすらと汗をかく程度に負荷を低めに設定し、さらに映画を観ながらて漕いでいます。これだと、30分などあっという間に過ぎていきます。まぁ負荷が低いので、ホントに気休め程度ですが。それでも30分続けることで、有酸素運動としての効果が少しはあればいいな、と。気休めに過ぎないことであろうとも 効果があればこりゃ丸儲けだいぶ品に欠けるな、これは。今のところ、おかげさまで経過は良好の模様で、白血球数は安定し、好中球も一定の水準を保っています。でも、そうすると、ついつい「このくらい大丈夫だろう」になってしまうんですよね。先日は下の売店で売っている「唐揚げ」を買ってきて、看護師さんから「まだ早い」と指導を受けてしまいました。外見は六十近くのオヤジでも 免疫力は新生児並みそう、ドナーさん経由の造血幹細胞は、根付いてからまだどれほどの時間も経っていません。病気に罹りやすい赤ちゃんのそれと同じ、弱々しいものに過ぎません。その「力」を少しでも高め、頼りにできる存在へと、育てていくことが当面の課題です。【メモ】昨日観た映画:「SING」今年公開されたばかりの映画が、既にamazonビデオで鑑賞できることにびっくり。いやぁ、早い。話は、単純な「スクラップ&ビルド」を骨組みとしています。この映画の魅力は言うまでもなくステージ上で繰り広げられる「ショー」そのものにあり、物語性は弱い。が、その弱い物語を構成するエピソードのいくつかに敏感に反応し、時に涙を溢れさせてしまった自分って一体…。今日観た映画:「カンフージャングル」はた迷惑なカンフー使いと、それに振り回される、やたらトロい香港警察の話でした。見所はカンフーシーン。逆に言うと、それだけの映画。