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カテゴリ:本 映画 TV 音楽 美術 など
私の生れる10年も前、第二次世界大戦から4年後の映画なんだけど・・・ テンポも構成もとても良い。 それと、主人公の三人の女性の描き方も当時とは思えない位。 というのも、それぞれが自分の才覚と能力を最大限に引き出すよう努力して生きているんだな。 あの時代に? アメリカではそうだったんだろうかなー。 彼女達三人とその夫達の仲間には、アディという才色兼備の女性がいる。 彼女は社交界の花であり、彼女達の夫とも過去にいろいろあったような・・・・ 三人が子供達をボランティアで島に引率して遊びに連れて行く朝、アディから「三人の夫のうち誰かと、今日駆け落ちする」という手紙が届けられる。 アディの冗談だと言いながらも戸惑う彼女達だが、出航を急かされて船が陸から離れてしまう。 三人それぞれの心のうちを描いていくのだけど、それがまたどれも「その気持ちわかる・・・」というエピソード。 最初は何の感情も持っていなかった三人に、後半ではもうすっかり親しみを感じてしまった。 いい気な女、アディ。 魅力的で誰からも愛される人。 なんでそんないじわるをしたのでしょうか・・・ アディは画面には出てこないのだけど、結局最後はアディにもなんとなく親愛の情を感じていた。 この映画、本当に飽きさせず面白かったよ。 黒髪のローラメイは、七緒さんにちょっと似てたわ。 この映画の監督さんは、マンキウィッツ 「イヴの総て」「裸足の伯爵夫人」「クレオパトラ」などは有名だけど、意外と観たことないかも。 これから作品を観ていこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.15 17:58:11
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