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りぃ-子’s SCRAP BOOK

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2020.08.16
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会社に訪れる中国人の方が年々増えてきたなと思う。
はきはきとした口調で、美しいスマイル、丁寧な身のこなしでありながら、さっと本題に入り、サクサクと話をすすめるという印象。

中国語、英語、日本語はもちろん、ドイツ語、スゥエーデン語やら驚く語学力。

日本人とは明らかに違う、ズバッと切り込む前向きさは、
ずうずうしいというような感じではなく、
爽快で有能な印象なので、なんとなく中国人に興味を感じていたので、
お邪魔しているブログさんで紹介されていたこの本を早速読んでみた。

なるほど、私の印象を裏付けする内容も多かった。
今日本の一流企業などで働いている中国人は、とても優秀だということ。
日本の企業がなぜ中国人を採用するかと言うと、日本人だけだと(特に日本の中だと数校の大学卒に偏りがちだし)余り新鮮な視点で意見を言う人が出ないということ、そして今中国で受けるかどうかがとても重要だという点。

又、従業員として私のいる会社に採用される人、派遣で働いている人にも中国人の方が増えてきている。
人手不足という面もあるけれど、真面目でしっかり者という印象。

本を読んで気がつけば、確かに彼らのお子さんは地域トップの進学校から、偏差値の高い大学に進学していて驚いた経験がある。

中国人は子供の進路に真剣で必死なのだという。
中国での大学進学は非常に厳しい。
日本では中国で一流大学に進学するよりは余程楽というわけだ。

中国で一流企業に勤めるには、一流大学を卒業しなくてはならないが、そのごくごく一部の成功者になれないのならば、日本の一流大(東大・京大当たり前で、ギリ早慶まで)に進学し、日本の一流企業に勤めるほうが確実だというのだ。

中国の中堅企業に勤めるならば、日本の中小企業のほうが待遇が良いということもあるらしい。


日本の学校で勉強をして、中国に帰国すると、とても勉強についていけなくなるのだという。
日本の中学三年の授業を、中国では小学年4年で学ぶのだから。

驚愕!!
え・・・そこまで差があるとは?

近年では日本が先進国だから留学してるんじゃないんだ。


それと、以前は・・・特に尖閣諸島の問題が激化していた頃、日本に好印象を持っていると答える中国人は5.2%だったというのだけど、その後たった5年で42%まで上がったという。
来日経験のある中国人に限れば、74%もの数字に。

アメリカ都の関係が微妙になった中国政府自体が、日本への対応を懐柔させたというとり方も有るようだ。

又、都内有名進学校の成績優秀者は中国系か韓国系の名前が多く並ぶという。
それだけ沢山の若い学生が日本で学び、これからの日本と中国を結びつけていくとは・・・驚いた。


又、中国の都会での不動産バブルで、中国では家を所有する事ができなくても、
日本は東京で会っても不動産が割安なのだという。

良く、中国人が来て不動産を買いまくっているという話は聞いてたけど、
投資目的だけではなく、日本で安定した生活を手に入れるという事でもあったのだな、と納得した。


いろいろ参考になる一冊だった。

日本の「中国人」社会 [ 中島 恵 ]





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最終更新日  2020.08.16 22:04:30
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