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昼休みが終わる前に。 (スターツ出版文庫) [ 高橋恵美 ] この本は、会社の知人(これから仲良くなれるかも?ちょっと期待)が、 私が本が好きだと知って貸してくれた本。 彼女の友達の娘さんが作者なんだって。 だから、そんなに期待してたわけではないのだけど、 読み始めたらすぐ、涙が出て、止まらなくなり、 引き込まれ一気に読んだ。 分野で言えば青春小説なんだろうけど、 誰にでも共感できる出来事があるのではないだろうか・・・。 初めて自分を心から受け入れてくれた友人の存在。 それがどれほど失い難いものだったか。 それまで、主人公は親の転勤で友達と長い時間を一緒に過ごす経験が無く、 友人を作ることも諦めてしまってたのだ。 初めて心から歓迎してくれた友人の存在、 そしてある日突然失った悲しみと、喪失感に、彼女はどうしても立ち直ることができずに居た。 でも、友人たちと過ごした校舎が取り壊されると聞き、 勇気を出して教室に出向いた、その日から不思議なタイムリープが。 唐突な展開で、ラストどう収まるのかだけちょっと不安だったけど、 そんな心配全く要らなかった。 想像してなかったけど、素晴らしい作品だった。 悲しみを乗り越えて、どうやって行きていったら良いのかを 主人公と一緒に体験しているような気持ちになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.01 19:46:48
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