りぃ-子’ｓ SCRAP BOOK

面白かった。
「さすが、韓国ドラマ」って思う今日この頃。

他国のドラマより、繊細で良く練られているし、
テーマは明快なんだけど、細々したエピソードが楽しかったり、切なかったり、何層にも積み重ねられている作り。
暗い設定であっても、必ず家族や仲間との食事の場面や会話から、
温かさやユーモアが伝わってくる。

それに、登場人物が魅力的なんだ。


殺されてしまった正義派弁護士の、主人公ポン・サンピルのお母さんが弁護士事務所をしていた古いビルの部屋に、18年ぶりに舞い戻ったサンピル。

当時10歳だったサンピルは実は殺害現場にいて、一部始終を目撃していたが、なんとか逃げおおせて（殺したと思わせ）暴力団のボスである伯父の元に逃れ保護されて育ったのだ。

その伯父デウンさんが渋くてカッコイイんだな。
出世や忖度より、頑なに真実を追う検事さんもカッコイイ！



元お母さんの事務所には、怪しげな貸金業の男たちがいたんだけど、
彼らも仲間に巻き込んでいく様子が又楽しい！
ともかくもー、クム兄妹がすごく可愛い。最高。

サンピルに昔命を助けられ、兄貴と慕うテ・グァンスや、
悪党アンの、クールでできる秘書も良いし、小悪党のグァンドンもとてもキュートだった。
そうそう、アンの手先として使われる立場になってしまった刑事も、良かったなー。


ラストでやっとお金になりそうな仕事を始めるけど、
そこまでの収入源がハッキリせず（依頼人はいるけど、おそらくまだお金入ってこないよね？）
この10人位の弁護士事務所、思いっきり飲み食いしてるけど大丈夫かな？って心配にはなった。

他にも、多少「？」って部分もあったけど、でも総合点は☆4.5（/5）位かな。