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カテゴリ:絵を描く・観る
静岡県立美術館は、結構遠いので面倒になってしまう。 静岡市立美術館なら静岡駅の目の前なので気楽に行けるのだけど。 イタリアも・・・ベネチアは映画や漫画の舞台として馴染みもあれば憧れてもいるけど、そんなに何度も海外旅行に行ける気もしないし、然程まで興味や執着も無いし・・・ って思っていたのだけど、先日TVで少し内容を紹介されていたのを観て、急に「行こう」と決めた。 連休三日目なので混んでいるかもというのが心配だったけど、駐車場もまあまあ停められて、混み具合も、皆さんじっくり観ながらゆっくり進む速度が丁度良い感じ。 カナレットという画家を、正直全く知らなかったんですけど、 素敵でした。 大運河のゴンドラたち、仮面のカーニヴァル・・・少し退廃的で鮮やかな水の都。 観光都市として栄え、華やかな観光の記憶としてカナレットの絵画を買い求める貴族たちの気持ちが、実によくわかりました。 都市や名所を精密に描いた景観画「ヴェドゥータ」の先駆者ですが、 そこには誇張や描きたしがあります。 そこが、「東海道五十三次」にも共通するものを感じて面白いと思いました。 景観自体の魅力よりさらに、描かれた人々の姿勢や衣服、カナレットの描く人々は生き生きとして実に可愛らしく暖かい印象です。 近くに行けば会話が聞こえてきそう。 そこがね、私は何より魅力を感じたところです。 印刷物では小さくてその辺が良く見えないのが残念・・・ お土産にB4サイズを買ってきたけど、物足りないです。 もっともっと大きなポスターが欲しいな・・・ 【送料無料】絵画 油彩画複製油絵複製画/カナレット 大運河のレガッタ 【すぐに飾れる豪華額縁付 キャンバス】 実写に近いけれど、緻密で正確なだけではなくて、 ゴンドラの飾りや、建造物の装飾の、少し丸みを帯びたふっくらした線描が私は大好きです。 当時の道路事情とか、年の裏側とかも興味を感じました。 カナレット以外のローマなどの景観画も紹介されていて、 それらの絵には、当時よりもっと昔の大きな石造りの巨大な遺跡のがれきなどが沢山描かれていて面白かった。 そうだよね、こんな巨大な石の柱が折れたヤツ、当時の人が苦労して移動したり片付けたりするはずもない。 クレーンとか、フォークリフトも無かったんだものねえ。 そのうち土に埋めてその上に新たに建物を建てていたり・・・したのも、わかるなあと思いました。 絵を見るとくたびれてしまい、近くの元「池田の森ベーカリーカフェ」、5月に「CHERRY BEANS GARDEN 池田の森(チェリービーンズガーデン)」として同じ店舗にオープンしたお店に行ってみました。 自家製ジンジャーエールを注文しましたが、一口目は甘くてびっくり!! でも段々とジンジャーのすり下ろした食感やレモンの苦みとか、私の大好物がフレッシュで、大好きになりました。 夫はミルクに珈琲氷が浮かぶ飲み物を注文したけど、コーヒーの氷が最後まで溶けきれず少し残念だったみたいでした( ´艸`) この展覧会は、この後SOMPO美術館などでも催されるようです。 展覧会「カナレットとヴェネツィアの輝き」SOMPO美術館で - 水の都・ヴェネツィアの景観画が一堂に - ファッションプレス (fashion-press.net) 話は変わりますが、今日初めてポケモンGOでサカキに勝利しました(;^_^A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.17 09:08:20
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