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カテゴリ:世界日本
もう30年・・・阪神大震災は驚愕する被害で記憶に残り、毎年当時を思い出す。
何かできないだろうかと最初にとりあえず電気が通ったと聞き、家にあった当時引き出物で5個も重なって持っていた電気調理鍋を、当時1歳半だった長男と一緒に梱包して送ったのだけど・・・ 後の報道で、山のように届いた支援物資を仕分けする人手も場所も無く大変だったと聞いて、難しいものだなと思った。 他の番組で津川祥吾さんもおっしゃっていたけど、阪神大震災が日本のボランティア元年と言われているそうで、確かにそれまで各自バラバラの善意でしかなかったものが、ある程度効率的ノウハウが整備されてくるきっかけになっているのだろうと思う。 ただ、能登半島地震などの復興進捗を見ると、日本全体まだまだとは思う。 もどかしく、募金位しかできていないことも気がかりのまま、結局は何もできていない。 そんなことを思う阪神大震災の起こった1月17日。 今日再放送された新プロジェクトXでは、丁度阪神大震災が起こった時に工事中だった明石海峡大橋の成り立ちを紹介してくれて、それが思っていたよりずっと胸に響き、これからも覚えていたいと思ったし、なんとなくいつか行ってみたいと思っていた淡路島、四国へと、実際に旅行したい気持ちになった。 まず、この橋の必要性を言ったのが、神戸市長さんだったという事にちょっと驚きました。 県とか国とかではなくて、市長さんにそういう仕事ができるって事がビックリだった。 原口忠次郎さんが、市長になる前に、 (ウィキより)内務省に入省、東京土木出張所、新京国道建設所長、神戸・中国・四国などの土木出張所長を歴任した 経験で、四国と本土を結ぶことで四国も神戸も大きく発展できる事を強く主張したが、 当時の議会では全く夢物語としか受け止められなかったようだ。 それはそうだよね・・・一つの市で始められるような規模の端ではないもの。 そこで、原口忠次郎さんの発言 『人生すべからく 夢なくしてはかないません』 これは、「少年よ大志を抱け」に劣らない、心熱い名言ですね。 そして時と経験を重ねて実現した経緯を紹介したこの番組「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 明石海峡大橋」に 久々にワクワクドキドキしました。 それは我々世代が育った高度成長期の日本の夢であり、懐かしい「これからも当然発展していく日本」の感覚だったからかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.18 16:21:21
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