昭和虞美人草 文学座公演
島田で文学座公演「昭和虞美人草」を観てきました。ビートルズやピンクフロイド、ディープパープル、レッドツェッペリン…名前は知ってるし、1980年頃になってから、一通りは聴きましたでも1959年生まれの私の世代より、10歳前後上の世代の話ですね舞台では、東大、慶應、早稲田の学生達がサークル活動としてロック雑誌を発行し、それが東版で流通するまでの話でもあり、主人公達が、人生において「襟を正す」機会をみつけていく過程を描いていますサークル活動では、私自身雑誌を発行する為の作品を描く機会もあり、他の大学の漫研との交流もあったので、懐かしい思いも湧きました脚本はマキノノゾミさんで、この時代をリアルに知っている⁈と思うほどだけど、1959年生まれ、私と同じ歳なんですねー夏目漱石の「虞美人草」は、若い頃読んだ筈ですが、ちょっと私には難しかったのか内容は覚えていません💦でも、この舞台は私にはすごく楽しくて面白かったですキャラクターも皆生き生き、そしてどこか温かみがあって憎めなく描かれていて、好感を持ちましたそう、ストーリーというよりも背景となる部屋の雰囲気や、軽快なやりとり、軽そうでいて意外とド真面目で、でもお気楽を貫いてるような人々の生き方サイケなデザインと、真面目な政治家の肖像画の違和感そういうものの重なりが、なんか心地良かったこの部屋の主甲野欽吾は、なさぬ仲である筈の義母と義妹藤尾とも険悪ではないし、義母も結構計算高い事を口にする割に、どこか人の良さも感じたりするし、ワガママ過ぎるやろ、とか、それで良いのか?とか、それぞれの人物達に色々思いながらも、魅力を感じてしまうマキノノゾミさんの舞台、もっと観てみたいです。実はこの舞台となる部屋が、私の育った部屋によく似てて。 建物の豪華さは違うけど、外に開く掃き出しのドアや、天井までぎっしりの本棚や。古い本を開くと、小さな本の虫が歩いてましたっけ。わたしが大学生で東京に暮らしてる間に、取り壊されてしまったので、なんだかすごく懐かしかった。