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カテゴリ:史跡
桜の花が咲く頃、恒例のG1桜花賞が明日(9日)開催されますね。
馬好きのあなた、両国界隈にある馬にゆかりの神社をご存知ですか? 京葉道路と清澄通りの交差点の中心から北西のエリア。 MIZUHO銀行(旧富士銀行)裏の通り。 嘉永5年の本所絵図でみると「馬場」とだけ記されている。 御竹蔵の外堀に隣接しており、馬場の北側に土手があったと推測される。 榛稲荷神社内 榛馬場跡(両国四丁目34番11号) 本所に住む武士の弓馬の稽古所であった。 ------------------------------------------- 榛(はんのき)馬場跡 所在 墨田区両国四丁目 ------------------------------------------- いつ頃造られたかははっきりしませんが、明治の初めまでこのあたりに馬場がありました。 東西約185m南北約22mの広さで、馬場を囲む土手に大きな榛があったので「榛馬場」と呼ばれていました。本所に住む武士達はこの馬場で弓馬の技を磨きました。 馬場の傍らに祀られていたのが「榛 稲荷神社」です。天保八年(1837)に亀沢町若者が奉納した木造朱漆の瓶子(徳利)一対が今も保存されています。 勝海舟の父、小吉が著書「夢酔独言」の中で子供の頃の回想の一つとして、榛馬場のことをこう書いています。 「ある日けいこに行くと、榛馬場といふ所にて、前町の子供、その親どもが大勢あつまりて、おれが通るのを待っておる。一向に知らずして、その前を通りしが、『それ男谷のいたずら子がきた。ぶちころせ』とののしりおって、竹やり、ぼうちぎりにてとり巻きしが、直に刀を抜いてふりはらい、ふりはらい馬場の土手へかけ上がり・・・略・・・」 昭和五十七年三月 墨田区 ------------------------------------------- そして、榛馬場の傍らに祀られていたのが「榛 稲荷神社」。 そこから、この神社は、「馬にゆかりの神社」と呼ばれています。 榛稲荷神社でお参りしたら、一軒あけてとなりにある「亀戸餃子両国店」でうまい餃子をどうぞ! 席についたらまず、餃子の枚数を言ってください。 一枚ずつ順番に出してくれるので、あつあつのまま2枚目が食べられます。 からしをつけて食べるここの餃子は最高です!! 写真を撮るのも忘れて、2枚目に手をつけてしまいました。 本当は、5個のっていたのですが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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