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カテゴリ:下町の風景
今日は、秋晴れのすがすがしい陽気に誘われ、午前中久しぶりに両国界隈を歩いてみた。
東京都慰霊堂(震災記念堂)がある横網町公園では、今月(10月)20日から始まる「菊花展」の準備をしていた。今年も美しい作品が並ぶのを楽しみにしています。 そして、「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」(作者:土屋公雄 作品名:記憶の場所」)には、平和を願う思いを込めた花壇デザイン画選考委員会優秀作品の「音符」が秋の風情を醸しだしている。(7月下旬~11月下旬) 秋花壇 「音符」 (Autumn Title "a musical note") 台東区立富士小学校 花形侑子さん 花壇デザイン画選考委員会優秀作品 7月下旬~11月下旬 問) 東京都生活文化スポーツ局文化振興部文化事業歌 Tel. 03-5388-3141 平和を祈る花壇の花々が季節と共に変化するのが楽しみです。 そして、北斎通りへ向かうと、「北斎まつり」の幟が道路の両脇に立っている。 江戸の、いや世界的絵師の葛飾北斎生誕之地として「北斎通り」と名づけられたこの通りには葛飾北斎の浮世絵のレプリカが展示されている。 歩く博物館として散歩しながら江戸時代にタイムスリップできる(気分だけですよ)静かでやわらかい陽射しを楽しめる良い通りだ。 その葛飾北斎の生誕月を祝ってのイベント開催とのこと。 ・11/7(金) 17:00~21:00 灯りのフェスティバル ・11/8(土) 13:00~ オープニングフェスティバル ・11/4(土)~15(土) Tシャツアートフェスティバル *オープニングフェスティバルでは、竪川中学校体育館で地元小中学校の「ブラスバンド」、三味線、「和太鼓」の演奏、愛好会による「フラダンス」、「かっぽれ」などが楽しめる。 北斎通りを江戸東京博物館前から歩き、緑町公園に近づくと賑やかだ、あ、運動会だ! へ~、公園で運動会。僕もこの場所で保育園時代に運動会をやった気がするなぁ~。 懐かしい。 この緑町公園は、江戸時代の津軽藩のお屋敷(津軽越中守上屋敷)があった場所。当時は、北斎通りも南割下水と呼ばれる運河だった。「津軽の太鼓」として、本所七不思議に登場する。 この公園の運動会から幼少の頃に思いをはせ、さらに時代を遡って江戸時代の様子を思い浮かべてしばし空想の世界で遊んでしまった。 南割下水の高札 津軽の太鼓・津軽藩上屋敷跡 江川太郎左衛門屋敷跡 (伊豆韮山を本拠地とした幕府の世襲代官、溶融炉の開発をしたという。また、ジョン万次郎も屋敷内の長屋に住んでいたと伝えられる。) 天気も良くなったし、歴史ロマンを求めて両国を歩くのもいいな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 18, 2008 01:31:34 PM
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