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カテゴリ:大相撲
いよいよ明日から大相撲5月場所。
晴天に恵まれた今日は朝から土俵祭りに参列した。 いつもながら青い空とカラフルな幟が心に気持ちいい! 土俵祭りは10時からと聞いていたが待ちきれず9時過ぎには国技館へ着いてしまったのでしばらく外で並んでいた。それでも天気がよくさわやかな風も吹き気持ちよく待っていられた。 入場が許され館内へ。 明日からの大相撲において土俵に上がる親方衆や行事、その他関係者が土俵を囲むように着席している。 正面の升席に座ると間もなく伊之助ら行事が入場。 土俵に神様をお招きする儀式が執り行われる。 相撲は五穀豊穣を願う神事に由来する。 神様をお呼びして神様に相撲や雅楽などを披露する大接待が始まりと言われる。 そして勝敗を競う勝負事として独立した相撲であったが神様をお呼びして相撲を見守って頂く神事としていまに至っている。だから相撲は単なるスポーツではないということも頷ける。 太鼓が土俵を三周して土俵に魔物が近づかないようにして神事が終わる。 拍子木が打ち鳴らされお開きとなる。 2つの太鼓のうち1つは、櫓に乗り呼び太鼓として、もう一つはこれから町内を回るふれ太鼓になる。 会場から外にでると国技館正面入口前で優勝額授与式が行われようとしていた。 今回は、1月場所優勝の朝青龍、3月場所全勝優勝の白鵬の東西横綱が揃っている。 ちなみに、両国国技館内に飾られている優勝額は全部で32枚。 現在(9日)、平成15年9月場所の朝青龍から平成20年11月の白鵬までとなっている。 本日授与された2枚の優勝額が飾られると、国技館館内に掲げられている優勝額からまた1枚日本人力士の額がなくなる(平成15年11月場所の栃東)。 残すは、あと2枚(平成16年9月の魁皇、平成18年1月の栃東)となり、いずれはすべて外国人力士のものになってしまうかもしれない。 なんとなく寂しいがこれも時代の流れか。。。 神事はかわらず執り行われ、相撲は単なるスポーツではないと言われるが、その精神をどこまで持ち続けてゆけるのだろうか? 仮に相撲がスポーツとして洗練されていったとして、本当におもしろいものになるのだろうか? これからの相撲の行方を見守りながら明日からの大相撲を観てゆきたい。 贈呈式が終わるとこんどは売店前で太鼓の出発の儀式が行われている。 それを見終わったら今度は相撲教習所へ行き大山親方が教鞭を執る「相撲寺子屋~決まり手(下)」に参加し、楽しく相撲の知識を得ることができた。 その後も相撲博物館を見学したりと午前中一杯大相撲三昧の日となった。 明日からの熱戦に注目したい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2009 01:39:29 AM
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