雪化粧の両国 ~国技館~力士像~回向院~
大相撲初場所が満員御礼で開幕を迎えたと聞いた翌日、まさかの大雪で客足が衰えてしまったようである。「両国に熱い雪が降る」という名キャッチコピーが現実になり両国に「厚い」雪が降ったということか。。。雪の両国が気になり雪の中歩いてみた。国技館も雪に覆われ普段みかける力士の入り待ちも全くナシ。会場入りする力士も拍子抜けといった感がある。国技館通りの力士像もなんだか寒そうだ。国技館通りをさらに進み回向院へ。回向院は、1657年振袖火事と呼ばれる明暦の大火の無縁仏を供養するため始まった。ご存知勧進相撲が定場所となったことで両国を相撲の町にしたのが回向院。この回向院では日本全国の秘仏秘像など寺院の本尊を江戸にいながら参詣できるよう出開帳がおこなわれ江戸の一大行事であったといわれている。 記録では安永7年(1778年)の善光寺出開帳では60日間で1603万人の参詣があったという。 その回向院で戦後初の善光寺出開帳が4月27日~5月19日の期間に開催されるという。 「東日本大震災復幸支縁 善光寺出開帳 両国 回向院」 江戸の賑わいが現代に甦るこの出開帳。 いまから楽しみだ!