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両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)

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2005年12月02日
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今夜は今年最後のパワーアップセミナー。いつも素晴らしいゲストを呼んで下さる(有)タナカプランニング代表取締役の田中照夫先生が、今回も、凄い方をお招き下さった。

その方の名は、百貨店の松屋さんでメンズのバイヤーをなさっておられる宮崎俊一専門課長さんだ。

宮崎さんは、メンズの業界では非常に有名な方なので、ご存知の方も多いと思う。先月23日(水)の日経MJに宮崎さんの記事が掲載されたときに、takaさんのブログ「ファッション流通ブログde業界関心事」が、宮崎さんらしき方のことを取り上げていた。

さすがはtakaさん、創成期の(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールで宮崎さんと一緒に勉強なさっておられたのですね(^^)。宮崎さんのこと、匿名で書いておられるのをさくらがバレバレにしちゃって申し訳ございませんが、ホント、世間は狭いですね。

宮崎さんのことは、松屋さんのホームページでも大きく紹介されているから、是非ご高覧下さい。

今日の講演も、本当に素晴らしかったです。今日は、コートの商品企画にテーマを絞って頂き、宮崎さんが自腹で収集しておられるアメリカやヨーロッパのヴィンテージの軍モノなどのサンプルを宮崎さんが自ら脱いだり着たりしながら、素材やデザイン、ディテールのどういう点が優れているのかを解説、また、それを元にして、一流ブランドがこの秋冬物のコート企画にどのように落とし込んでいるかを説明して下さった。

ベトナム戦争当時の米軍の「ファティーグジャケット」を今春夏の「エトロ」がデザインリソースにしている、といって両方の商品を見せて下さったのだが、本当にそっくりのデザインであった。しかし、色が白、生地が麻になり、ボタンが70年代調、ポケットのフラップの裏がエトロのペイスリー柄にアレンジされ遊び心と洗練された感じが加わっている。

そういうやり方が一流ブランドの仕事なのだ、と宮崎さんは力説なさっておられた。同業他社さんの売れ筋を買ってきて真似するのは、ただのコピーにすぎない、と。

宮崎さんが英語、イタリア語をそれぞれ1年間の間に2,000時間かけて集中的に学習して習得された、というくだりも驚嘆に値すると思ったのだが、工場さんとの取り組みに対する考え方について語られた部分が、今日は最も印象に残った。

「鬼手仏心」ーー本当に相手のことを思うからこそ、厳しいことを言う。熱意を伝えるために、朝早くから朝礼に参加し、次シーズンの企画の意図を工場のオペレーターさん達に伝える。昼食も工場の方と一緒に膝を突き合わせてお弁当を食べる。思いを込めて作った商品の売り上げを年々拡大することで、信頼を培っていく・・・。

そのプロセスの一つ一つに妥協も安易さもない。だから、作り手側も買い手側も進歩し成長していくのだ。

「よく忙しい、忙しいとおっしゃられる方がおられますが、その仕事の大半が前任者があって、前年(実績)があるものではないでしょうか?私は、自分で新しい仕事を作り出してきました。仕事に対する熱意、それが一番大切だと思っています」、という言葉で今日のセミナーは締めくくられた。

本当に溢れんばかりの情熱、商品と仕事への愛に、場内は感動の嵐であった。宮崎さん、お忙しい中、素晴らしいご講演を本当に有難うございました。

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最終更新日  2005年12月03日 02時05分56秒
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