両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)

2006/05/17(水)01:45

(株)オンワード樫山・黒部さんのセミナー「メンズファッションのつくり方 2006」

展示会・セミナー覚え書(19)

文字通り、超満員のお客様を迎えての今日のセミナー、期待に違わぬ非常に面白い内容でした。 (有)ファッションリンクス代表取締役・福永成明氏のご尽力で、非常にお忙しい中、無理をお願いして(株)オンワード樫山メンズ商品開発室室長の黒部和夫氏に講師を務めて頂きました。 今日のセミナーには、複数の業界紙の記者の方もお見えになっておられたので、業界の皆様はいずれ記事をお読み頂くことが可能になると思うので、さくらが印象に残ったことを2、3記していきたい。 まず、黒部さんの知識の豊富さ!ホント、半端じゃないです。それも、素材やデザインディテール、スタイリングに関することだけでなく、雑貨関連に至るまで。メンズの国際的な展示会、ピッティ・ウォモの分析を今日の講義の前半では披露して下さったのだが、本当に細かいところまでよくご覧になっておられるなぁ、と感心致しました。 それがプロとして当たり前、なのかもしれないが、そういうレベルには到達していない人達が大半、というのが実情だと思う。私自身も実際のところそうですし。 それと、黒部さんご自身がメチャメチャオシャレなんですよね。ジャケット姿もシャツ1枚になられたお姿も、本当に決まっておられる。 本当は業界人としてはあのようにならないといけないのだなぁ、と、我が身を振り返り、非常に恥ずかしくなってしまいました(^^;; ホント、このブログでエラソウなことを書けたもんじゃありません。さくらも早く「元気なヒトですねぇ」「とっぴなデザインの面白い服をいつも着ておられますねぇ」という褒め言葉から、「さくらさんってオシャレですねぇ」と言われるよう、進歩しなくっちゃ(笑)。 第2点目は、黒部さんが、「日本のサラリーマンは、身幅も袖幅も大きすぎるシャツを着用している人が多い」と指摘されたこと。 実は、私も前からおんなじことを思っていたんですよ。 その理由は、わからないでもないのだ。私自身がそうだからよくわかるのだが、たくましい体型、太目の体型の方は、大き目の方が動きやすい、ぴちぴちしないで着心地が良い、と思ってしまうのだ。 だが、実際はパターンの良いシャツならば、細身でも非常に動きやすいのだ。そして、外見的にもスリムにすっきりとして見える。 この点、やはり実際に商品を着用して頂いて納得して頂くしかないと思う。販売員さんの腕の見せ所ですね。 トレンドのお話の中にも私なりにツボにはまるネタがいろいろあったのだが、メンズの2006~2007年秋冬コレクションでも、豹柄が出ていた、という話、このブログでも書こうかと思っていたので一人盛り上がり状態(笑)でした。 豹柄好きなさくら、お洒落な男子がちょこっと豹使い、というのは、かなりイケてると思います。レディスのプラダとペア豹、っていうのはいかがでしょうか(笑)。 黒部さんは、これから夏頃まで、週末は一般のお客様向けのトークショーのために全国を飛び回られるそうだ。黒部さんのお話に心動かされた方が商品をお買い上げになる、クチコミで商品の良い情報を流して下さる、ということもあるだろうが、お取引先の百貨店さんや、現場で頑張っておられるオンワードさんの販売員の皆様の士気が上がる、その効果の大きさには恐らく絶大なものがあるのではないかと私は思う。 黒部さんのお話を聞いてみられたい方、クールビズファッションに興味のある方、是非お近くの百貨店さんに足を運んでみて下さい。黒部さん、今日は本当に有難うございましたm(__)m (追記:5月9日の本ブログ内の黒部さんの部署名、肩書きが間違っておりました。正しくは、「メンズ商品開発室室長」です。お詫びして訂正致します)。 オマケ:今日のアパログのエントリはコチラ↓↓↓ 「コメントスパムとの戦い」 人気blogランキングへ

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