『ボレロ 永遠の旋律』でフルでボレロの演奏を聴きたかったような。確かなかったはず。
『ボレロ 永遠の旋律』天才作曲家ラヴェルは最高傑作「ボレロ」を憎んでいた—— <極限の音楽>にして<不朽の名曲>その誕生の秘密を明かす、陶酔の音楽映画パリ・オペラ座で初演されて以来100年近く、時代と国境を越えて愛され続けている名曲「ボレロ」。スネアドラムのリズムに導かれ、わずか2種類の旋律が楽器を替えて繰り返されるという、斬新かつシンプルな構成が聴衆の五感を虜にし、17分間の作品を貫くクレッシェンドが、カタルシスに満ちた壮大なフィナーレへと誘う。この中毒性のあるリフレインは、後世のクラシック音楽にはもちろん、ポップミュージックやジャズにも影響を及ぼし、映画や演劇にもインスピレーションを与えている。だが、驚くべきことに、この音楽史上において最も成功したベスト&ロングセラー曲は、ラヴェル本人が最も憎んでいた曲だったのだ──。いったい、天才作曲家に何があったのか?史実をもとに永遠の傑作の誕生の秘密を解き明かす、音楽映画が完成した。ラヴェルというと『ボレロ』くらいしか知らないあきらっくなんですけど、もうちょっとクラシック系にも造詣が深くなりたいものです。けどみんな知ってる(聞けばわかります)『ボレロ』くんの誕生にまつわるあれこれを描いているのが今作品。わずか2種類の旋律をどうやったら名曲にしていくのかが描かれているような感じです。単純かつ奥深い曲だと思うので、最初はもっと批判を浴びたのかなーって思ったけどそういう感じでもなかったね。公開は8月だったのですけど、静岡まで来るのに時間がかかってやっと見れた。