狂躁的非日常と日常

2006/05/17(水)07:51

E=mc^2

オージー&NZ(45)

E=mc^2はアインシュタインの相対性理論(特殊のほうでしたっけ?)よーわかってませんからボロが出るまでに逃げておきましょう。 けど、今回の[2001]mc2(エム・シー・スクエアード)ライミル・クナワラにおけるmc2はm=メルロー、c2=カベルネ・ソーヴィニオン+カベルネ・フランの意味だったりします。エム・シー・スクエアードが正式名称だそうです。ってセパージュ比率がわからないですが、メルロー比率が高そうな、しなやかなワインです。 先に高額商品の[2000]カベルネ・ソーヴィニヨンライミル・クナワラを飲んでいたので、色は濃いんやろなーとか思っていたのですが、案の定ってかんじです。けど、あれは正直言ってもうちょっと保存しておくほうがいいワインだったと思うので、逆に値段は安いけど今飲むならこっちかな?とかちょっと期待してました。 ワイン自体の色調は似たようなもん。コルクが真っ黒ってかんじです。メルローの関係か微妙に紫がかった感じが強いかな?とか思いますが光は通しません。香りの広がりはカベルネのほうが上ですね。2日目あたりでやはり自力の違いが出てました。けど、これはこれでいいんじゃないかな?って思わせる美味しさです。開けてすぐ楽しむならmc2のほうが上でしょう。 そしてアタックが強くなく、うまく調教されているって感じでしたので、食事の邪魔をしないのでそれは好感が持てます。厳密に気にしさえしなければどんな料理でも合うと思います。晩御飯を食べながら飲むには最適だと思います。 ちなみにライミルはオーストラリアはクナワラの生産者。クナワラはオーストラリア一のボルドー系ブドウ品種の栽培地ですー。 なんかえらい褒めてますが、使い方を選ばないデイリーワインとしては高いレベルです。それ以上の使い方をしようとすると役不足でしょうけどね。そういう意味ではとってもコストパフォーマンスの高いワインなんでしょうねぇ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る