狂躁的非日常と日常

2012/04/17(火)21:52

伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10)」

小説関係(241)

伏見つかさ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10)』価格:620円(税込、送料別) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) あのバカがしばらく一人暮らしをすることになった。受験勉強に集中するためってのと、あとひとつ、お母さんが最近あたしと京介の仲がよすぎることを変に疑ってるらしい…。あたしと京介がそんな関係にーなんて、あるわけないじゃん!で、まあ、責任の一端は、ちょっとだけあたしに…あるみたいだし、あいつもどうせコンビニのお弁当とかばっか食べそうだし、仕方ないから、あたしが面倒見てあげようかと思ったんだけど…。ちょっとあんたたち、なに勝手に京介の家で引越し祝いパーティ開こうとしてんの!?発案者の地味子はいいとして、黒いのに沙織に、あやせに…加奈子まで!ていうか、あんたたち知り合いだったの!?えっ?地味子と仲直り?そんなのあとあと!あーもー、ひなちゃんは言うこと聞かないし!こんなんじゃ京介が勉強に集中できないじゃん!-。 どんだけフラグを立てれば気が済むんだという京介くんのハーレム話となっております。アニメの2期もあるみたいですし、これで千葉のマツダも大喜びでしょう。どうしてもマツダとこの作品の接点のなさに意味が分からないのですけどね。 面白かったですよ。 そういえば、童話とかで 「お姫様と王子様は末永く幸せに暮らしました」的な終りがあってエンドロールが終わった瞬間に隕石が落ちてきて幸せの絶頂にいるお姫様と王子様が即死するって話があったような気がします。なんかの作品の中ですけど、幸せの絶頂で死んでおけば幸せに終われるけど、ふつうはそのあとは生活ってのがあって幸せかと言い切れない的なね。 ハーレムエンドってハーレムで終わるんですけど、ハーレムはハーレムのまま終わったりはしないんですよね。ゲームなどの作品上はハーレムで終わりますけど、作品世界のなかの主人公はその後も作品世界で生き続けるわけです。(描かれないとしてもね) そう考えるとハーレムエンドになった後ってどうなるんでしょうね。時間がたつにつれて主人公の前から一人去り、二人去り。主人公自身も老いていきます。そんなハーレムエンド後なんか見たくないけど(つまんないから)どうなるもんなんでしょうね。 とまあ、作品とは関係あるような無いような。おそらく無いような話でした。

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