おー、チリカベだ。チリカベだ。MAPU(マプ)カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
これまたタカムラさんとこの1本1,000円シリーズ。チリカベが居酒屋で席巻していたころはワインをほとんどのんでいなかったあきらっくさんですけど、根本的にカベルネ・ソーヴィニオンが苦手。いや、安いカベルネ・ソーヴィニオンが苦手と言い直そう。もっというと、安くて未熟なブドウを使った若いボルドーのカベルネ・ソーヴィニオンが嫌いなのかな?昔に比べれば変わってきているのでしょうけどね。だからあんまりACボルドーを飲まないんだよなー。飲んでもメルローベースにするし。けれどチリのカベルネ・ソーヴィニオンはわりかし飲みやすいというか、基本別物なので飲めるです。それでもあんまり飲まないんですけどね。なんですけど、先日タカムラさんの1,000円のを6本買うと送料無料ってやつで購入してみました。MAPU(マプ)カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド バロンのほうなので、ムートンファミリーですね。ムートンさんがチリで作っているワイン。おそらくカデの下をカバーするためにってことなのでしょう。モエ・シャンドンがオーストラリアでシャンドンを出しているのに近いのかな?ブランド戦略で、ブランドの知名度があるために売りやすいけど、ブランドがあるから裾物ワインが出しにくいってことで、海外(フランスにとってね)で作ってリリースして行きます。それによってブランド名でより広くの購買に繋げつつ、ブランドはブランドで守っていくってことです。さて、そんなチリのカベルネちゃんですけど、抜栓当初はうぎゃって感じでしたが60分程度立つと適度に酸化してきて味わいがまともに。うぎゃっていうのはカベルネ由来のピーマンのような青っぽさですね。これが若かったり未熟だと出やすいのですが、さすがみ未熟ってわけではなんさそうで、若いから来たものでしょう。1時間程度で落ち着いてきたし。久しぶりに飲みますが、やっぱり例外的に飲みやすいですねぇ。飲みやすいけど結構骨格がしっかりしています。1,000円のワインではないなー。さすがにコストパフォーマンスが高い。昔のチリカベだともうちょっと飲みやすいというか、水っぽかったんですけど、そういう感じもしません。十分値段以上だと思います。が、あんまり好きではないんだよなー。ここらへんはあきらっくの好みの問題なので一概にはいえませんですけど。